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 シングル/関西単身けん

関西単身けん(ひとりで生きるために、単身者の生活権を検証する会・関西)

関西単身けんは1999年に発足した「単身者」の親睦会ですが、「予備軍」の方も、「シングル・アゲイン」の方も、「心はいつもシングル」の方も、参加することができます。お気軽にご参加ください。

ここ数年、参加者の数が少しずつ減ってきて、調理室の定員(12名)を割ることが多くなってきましたので、ドーンセンター及び大阪市立総合生涯学習センターなど数か所に例会案内のチラシを配架して、新しい参加者を求めることにしました。参加ご希望の方は、ご連絡ください。(2022年6月)

関西単身けんは、この2年ほどの間に新しいメンバーが増え、参加者が調理室の定員(12名)を超えることも多くなりましたので、しばらくの間、例会案内のチラシは作成しないことにします。ご了承ください。(2014年12月)

関西単身けんはこれまで、あえて会員制度をとってきませんでしたが、今後のことを考えて、2013年から会員制を導入することにしました(年会費:1,000円)。ただし、例会はこれまでどおり、会員でなくても、だれでもご自由に参加できます。(2012年12月)

関西単身けんはこれまで、毎年3月、6月、9月、12月の年4回、定例会を開いてきましたが、今年からは1月、3月、5月、7月、9月、11月の年6回、定例会を開くことになりました。そのほかに、春・秋の「外歩き」と12月の食事会など、「ひとり学び」と「ひとり遊び」の回数をこれまで以上に増やすなかで、「単身者の支え合いのネットワーク」をかたちづくっていきたいと考えています。ご興味・ご関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。(2012年3月)

お問い合わせ先:関西単身けん 吉田
E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128 携帯:080-5709-1944

関西単身けん・今後の予定

【2024年(令和6年)】
7月14日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 自分らしい逝き方・死に方を考える 特別例会
終末期延命治療に国費を使いすぎる日本!
一定の条件下での自由死(断食自然死や自己安楽死など)の権利を!
講師:杉本尚司(宗教家・声帯指圧師)
対象:テーマに関心ある方なら、どなたでも
参加費:800円(単身けん会員は 600円)
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

これまでに行ってきた関西単身けん例会(2017(平成29)年〜)

【2024年(令和6年)】
5月12日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人
関西単身けん 5月例会
おひとり様の老後対策 終活編 〜部屋の片づけ(生前整理・断捨離)〜
参加費:会員 600円、非会員 800円
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

[報告]  2階の受付で11月の会場の予約したあと、今日は何人かから欠席の連絡をいただいていたので、参加者はいつもより少ないだろうと資料を10部コピーして4階の調理室に行きました。
すでにkoさんとYrさんとがお見えになっていて、調理室に入って準備をしている間に、Ykさん、Sさん、Oさん、Kiさん、Teさん、Akさんが入室し、10人になる。このうち、Teさんは昨年9月以来、Oさんは昨年5月の初参加以来の出席でした。
1時35分になっていたので、会を始め、欠席連絡者のメッセージを紹介したあと、各参加者から自己紹介を兼ねた近況報告を行っていただきました。その間に、Miさんが姿を見せ、さらにMaさんが姿を現わして長机は満席になり、さらにそのあとAiさんが姿を見せ、1時50分ごろにTmさんとYmさんも姿を見せたので、背の高い机のほうに座ってもらいました。

近況報告では、
「プールで人が少なかったので耳栓なしで泳いだところ、耳に水が入って、耳鼻科に通うことになった。中耳炎にならないための治療をしている」(Kiさん)。
「もうすぐ70歳。長年温めてきた「国営老人村構想」がほぼ完ぺきなものに仕上がった」(Sさん)。
「先月、単身けんでサ高住見学に行ったが、そのあと別の高齢者施設の見学に行った」(Koさん)。
「父・母・兄と順に看取り、母方の家のお墓の墓じまいもすませた。その間、いろんな方にお世話になったので、これからはそのお返しをしていきたい」(Akさん)。
「単身者の高齢者施設から別の施設への引っ越しを手伝ったところ、引っ越したあとに、それまで住んでいた施設から「クリーニング代」20万円を請求されたので、高すぎると減額を求めたが断られたので、弁護士を立てて再要求したところ7割戻ってきた」(Teさん)。
「近くに住む友人の80台の女性といっしょに大阪市立「瓜破霊園」の共同墓地を見学して、「死んだらここに入るものいいね」と話し合ったが、そのあと、その人が自宅のふろ場から出られなくなるようなことがあり、さらにそのあと体調を崩されて入院し、5月8日に亡くなった。葬式などは親族の人が来て行ったが、親族の人に「亡くなったかたは共同墓地で合葬もよいと考えていたが、本当はできれば自分の家のお墓に入りたいと言っていた」とお伝えし、了解してもらった」(Tmさん)。
などでした。

Tmさんまで自己紹介が終わったところで、2時半過ぎにいったん休憩して、2階に行き、足らなくなった資料をコピーしてきました。
そのあと、資料をもとに会を進行。最初に、「頼れる身寄りのいない高齢者が直面する課題を解決しようと、政府が新制度の検討を始めた」とする新聞記事を紹介。
それによると、「行政手続きの代行など生前のことから、葬儀や納骨といった死後の対応まで、継続的に支援する取り組みを一部の市町村で試行して、全国的な制度化を目指す」とのこと。
政府が考える公的支援の仕組みは二通りあり、一つは市町村や社会福祉協議会などに相談窓口を設けて「コーディネーター」を配置し、専門職や民間業者につないで、様々な支援、サービスを行う、というもの。もう一つは、市町村の委託、補助を受けた社協などが、様々な支援をパッケージで行う、というものでした。

そのあと、今日のフリートークテーマの「家の片づけ(生前整理・断捨離)」についてに話を進め、最初に、「身の回りの片づけ」について、参加者の意見を述べてもらいましたが、その前に、吉田が最近購入したばかりの『老後のひとり暮らしの壁 身近に頼る人がいない人のための解決策』(山村秀炯著、2024年2月アスコム発行)という本を紹介しました。この本の著者は、遺品整理、生前整理を事業として行うなかで「おひとりさま」に対するサポート事業を始められた方で、具体的な話がいっぱい載っていて、とても役に立つ本です。
そのあと、参加者に「部屋の片づけができているかどうか。もっと具体的に言えば、人が訪ねてきたときに、すぐに上げることができる程度に部屋が片づけられているかどうか」を聞いたところ、「片づいている」と答えた人は1/3くらいで、あとは「片づいていない。部屋には入れない」とのことでした。
また、先に紹介した本の中に「相談者の「おひとりさま」の家を最初に訪ねたとき、玄関や靴が整理されているかどうかを見れば、だいたいその人の暮らしぶりがわかる」と書かれていたので、「玄関周りの片づけができているかどうか」も併せて聞きました。
「戦中派なので、なかなか物が捨てられないが、少しだけ片づけていっている。まず、書類から捨てていっている。本もだいぶ処分した」(Yrさん)。
「食べるものはその都度買うが、それ以外は、物を増やさないようにしているので、部屋は片づいている」(Oさん)。
「物を捨てられないので、部屋の中は物置状態。いざ片づけようとしても、時間がかかって、なかなかはかどらない」(Mさん)。
「業者に来てもらい、まず蒲団と着物を処分したいと見積もりをとってもらうと5万円だったので、お願いした。メルカリで売ればいいのだが、デジタルに弱いので、できずにいる」(Akさん)。
「夫婦の間で価値観の違いがあり、物の片づけで85歳の夫と喧嘩になって、なかなか片づけられない」(Aiさん)。
「10年前、田舎(四国)の両親が亡くなったあとの実家を整理するのに2泊3日で5回通った。そのあと、売ることができた」(Koさん)。
「家はまったく片付けてなく、足の踏み場もないので、だれも家に入れられない」(Muさん)。
「家の中はまったく片づけていない。特に印刷物がどんどん増えていくが、断捨離はあきらめ、死後のことを頼んでいるメイに、なくなったら、全部捨てるように頼んでいる」(Kiさん)。
「なんでもいいので、1日にひとつ何かを捨てるようにしている。1年で365個捨てるので、けっこう片づけられていると思う」(Sさん)。
「玄関に書類や衣類やだんだん増えていっている」(Ymさん)。
「新聞や生ごみなどはきちんと捨てているが、部屋の中は全然片づいていなくて、エアコン周りやトイレ周りなどに物が積み上がっていて、故障を修理するするときなど大変」(Tmさん)。
「昨年3歳下の友人が亡くなったので、自分も生前整理を急がないといけないと思っている」(吉田)。
結論として、「いかに物を捨てるか」ということで全員の意見が一致しました。

いつもより少し早く、4時半過ぎに会を終えたあと、いつも通りOMMビル地階のオムレツの店に行きました。常連組のTmさん、Mさん、Koさん、Muさん、吉田のほかにAさん、Kiさんも参加して、総勢7名。昼の話の続きのおしゃべりをたっぷり楽しんで、7時過ぎに解散しました。

資料::身寄りなき老後 国が支援制度/日常生活から死後対応まで 試行へ(「朝日新聞」2024年5月7日 第1面 トップ記事)
資料:すっきり 断捨離の極意/40年分を整理 思い出は心に/あなたの断捨離術は?(「朝日新聞」2019年1月13日「読者会議 with」
資料:人生の整理 身軽に快適に/気が向けば処分 年100`/終活してますか?(「朝日新聞」2017年7月9日「読者会議 with 「終活」)
資料:エルピス収納ボックス

4月14日(日)午後1時15分 近鉄大阪阿部野橋駅西改札集合
関西単身けん 特別例会
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)見学会
訪問先:サービス付き高齢者向け住宅 サンローズ
近鉄南大阪線恵我ノ荘駅前から平尾行のバスに乗り、埴生バス停で降り、2時過ぎに施設に着いて、1時間半ほど施設内を見学します
参加ご希望の方は4月10日までにメール、TEL/FAX(06-4980-1128)等で吉田までご連絡ください

3月8日(土)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 3月例会
おひとり様の老後対策 〜「身寄り」に頼らない「終末期」の迎え方〜
参加費:会員 600円、非会員 800円
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

1月14日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 1月例会
ミニテーマ:今年の目標
参加費:会員 600円、非会員 800円
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

【2023年(令和5年)】
12月10日(日)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 年末恒例 お食事会
参加費:会員 2,000円、非会員2,200円
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

11月12日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 9月例会
おひとり様の老後対策 葬式・お墓・死後の手続き編 〜最後まで安心して暮らすために〜
参加費:会員 600円、非会員800円                                  レジュメ
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

9月10日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 9月例会
おひとり様の老後対策 住まい編
〜高齢期を安心して暮らすための「住まい選び」〜(種類・費用・自由度等徹底比較)
介護保険制度の仕組み・費用・手続きも、この際、しっかり学んでおきましょう!        チラシ
参加費:会員 600円、非会員800円                                  レジュメ
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

7月9日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 7月例会
おひとり様の老後対策 終活編
〜「身の回りの整理」と、エンディングノートの書き方〜                       チラシ
参加費:会員 600円、非会員800円                                  レジュメ
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

[報告]  資料のコピーに時間がとられ、調理室に時間ギリギリの1時25分に着いて鍵を開けると、待合室で待っていた男性3人、女性3人、計6名が受付名簿に名前を記入されましたが、6人のうち5人が今回が初めての参加者でした。
そのあと、Tm、Iさん、Kさん、Suさんが参加して、総勢12人となりました。
コピーなど資料を整えて配布して、予定より10分ほど遅れて例会を開始。いつもは「自己紹介&近況報告」の時間をとるところを、今回は参加者が多いのと、「テーマ」での話し合いを優先。「自己紹介&近況報告」は時間が残ればということにして、さっそくテーマのほうに話を進めました。

用意したレジュメに従って、まず吉田が「終活」について解説&話し合いを行いました。
「終活」という言葉が使われ始めたのは10年以上前から。「まさか」のときに備えておかないと困る・大変なことになる、ということが身近で起きることが増えてきたことがきっかけでした。その「まさかのとき」というのは、死亡だけでなく、その前の「要支援・要介護」や「長期人院」を含みます。
それより少し前、2009年にやましたひでこさんが本を出して、「断捨離」という言葉がはやり、「老い支度」の一つとしての「断捨離」(身辺整理して、身軽になっておく)が意識されてきました。

ここで、参加者全員に、実際に「断捨離」をどれくらい行っているかを聞くと、ほとんどの人は「まだ」ということでしたが、Yyさんが「すでに行っている」とのことでした。具体的には、「母親がなくなったあと、母親が「ものを捨てられない世代」だったので家じゅうにものがあふれていて困った体験をしたので、自分はできるだけ早めにものを片付けたいと思って業者に頼んで家具を処分した。お金はかかったが、捨ててしまうと、ものへの執着がなくなってすっきりした。ただ、本・雑誌・新聞の切り抜きなど“紙類”はまだ片付けられないでいる」とのことでした。
吉田は、「1995年1月の阪神・淡路大震災と、その後何度かの引越のたびに大量に持っていた本を処分していき、今は、買った古本を読み終わったら、駅の「ステーションライブラリー」などに寄贈している。紙資料はデジタル化して、ホームページ上に掲載しているが、自分が死んだあと、ホームページが消滅するとともにすべての生きた証がなくなってしまうのがさびしいといえばさびしい。古い布団などは、業者に依頼すると高いので、市の大型ごみに少しずつ出していこうと思っている。今住んでいるところは借家なので、死んだとき大家に迷惑をかけないように、少しずつものを捨てていき、残すものを少なくしたい」と述べました。
長期入院することになったときなどに備えた「もしものときの連絡先リスト」の作成については、近くに住んでいる身内(親族)に伝えている人はいたが、「(親族以外で)近所で助けを借りられる人のリスト」を作っている人はだれもいませんでした。

休憩を挟んで後半は「エンディングノート」について。
「エンディングノート」は、今は、大きな書店にいけば、「エンディングノート」コーナーがあって、そこには何十種類も並んでいるので、どれを買えばいいか迷ってしまうほどですが、最初に話題になったのが、NALC(ナルク/ニッポン・アクティブライフ・クラブ)から2003年2月に出版された『ナルク エンディングノート』です。この本は「自分がもしもの時に財産やお墓をどうすればいいのか、自分になにかあった時残された家族にこれだけは伝えておきたい」という多くのNALC会員の声から生まれた、とのことです。2005年には主婦と生活社から『私のエンディングノート』が発行されてベストセラーになるなど、その後、数多くの類書が発行されることになります。
参加者に「これまでにエンディングノートを書いたことがある人」と聞くと、初参加の男性のおひとりが「ある」と答え、残りの11人は「ない」との答えでした。 「ある」と答えたYsさんに「いつごろ? どういうきっかけで?」などをお聞きすると、「3年前、両親が病気になったとき、もしものことを考えて、両親にエンディングノートを書くように勧め、ついでに、自分も書くことにした」とのこと。両親が拒否するかと心配したが、納得して書いてくれ、そのあと、本人もよかったと言っていた」とのことでした。

エンディングノートには、もしものときの備えとして、介護・看病、終末期の医療、遺言、財産、葬儀・墓など、いろいろな記入項目がありますが、そのなかのいくつかについて、参加者の考えを聞いてみました。
「病名と余命の告知について」は、「病名」については全員が「望む」でしたが、「余命の告知」については、多くが「望む」と答えましたが、「望まない」人も2名いました。
「臓器の提供と献体」については、その実態について多少の知識をもつ人はいましたが、日本人の死生観のせいもあってか、「望む」人はだれもいませんでした。
葬儀や墓については、資料をもとに11月例会でじっくり話し合うことにしました。
なお、初参加のYsさんから「遺言書を法務局が保管する制度が3年前に始まっている。最近、実際に法務局に行って、資料をいただいてきた」との貴重な情報提供をいただきました。手数料は1通につき3,900円とのこと。(「法務局 エンディングノート」で検索すると、相続 遺言 後見を中心にした法務局版の「エンディングノート」とともに遺言書保管制度についても詳しく紹介されていました)

最後に、参加者からの話題提供として、Tmさんから、東京都豊島区役所が今年4月に始めた「終活情報の登録」事業のことを詳しく報じた毎日新聞の連載記事(「(専門編集委員)滝野隆浩掃苔記(そうたいき)」のコピーが配られ、全文を読み上げられました。記事によれば、豊島区では、2021年2月に「終活あんしんセンター」をつくり、人生最終盤の相談に乗ってきたが、相談者の半数が1人暮らし。単身者の急増を背景に、22年4月、自治体が緊急連絡先などの個人情報を保管する住民サービスを、東京23区では初めて開始した、とのことでした。吉田からは「腎機能を高める効果が期待される“お白湯健康法”」に関するインターネットの記事が紹介されました。

4時半に例会を終え、みんなで片づけをして、散会し、Tm、K、Si、Su、吉田の5人はいつも通り、OMMビル地階のオムレツ屋さんで食事をしながら、おしゃべりの続きを楽しみました。鉄道のことに詳しいSuさんがいたので、青春18きっぷの上手な使い方などの質問が出て、Suさんが詳しく答えていました。1時間あまりおしゃべりをして、6時すぎにお開きにしました。

5月14日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 5月例会
おひとり様の老後対策 暮らし方編
〜ひとりでも地域で安心して、快適に暮らすための知恵や工夫〜                チラシ
参加費:会員 600円、非会員800円                                  レジュメ
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

3月25日(土)午前10時〜 花博記念公園 鶴見緑地お花見(雨天決行)
集合時間・場所:午前10時・大阪メトロ長堀鶴見緑地線 鶴見緑地駅改札口前
持ち物:弁当、飲み物
参加ご希望の方は、3月23日(木)までに、メール、TEL/FAX(06-4980-1128)等で吉田までご連絡ください。(携帯 080-5709-1944)

[報告]  9時42分に鶴見緑地駅に着き、改札口に行くと、10時に待ち合わせなのにIさんがもうすでに外で待っていました。10時前に車いすのHoさんとHiさんとが来て、あとは誰も来そうにないので、10時過ぎに公園に向けて出発しました。
そこへ篠山のTさんから電話がかかってきて、「日曜日と間違えて予定表に書いていて、今、間違いに気づいた」とのこと。「今からでもいいので、こちらまで来て!」と伝えると、「そうする」とのこと。篠山からだと2時間くらいかかると思うので、4人で桜見物をして、Tさんが来たらお弁当を食べよう、いうことにして、緑地公園に足を踏み入れました。
公園には1000本ほどの桜があるとのこと。5分咲きの桜も1、2割はありましたが、おおかたの桜が見ごろを迎えていました。

鶴見緑地お花見

車いすが、地面がコンクリートのところは問題ないものの、草地だと前夜の雨で地面が緩んでいて、車いすの外枠の車輪がめり込んでまったく動かない状態になったので、固い地面を選んで進みましたが、途中で坂道があると、車いすを押すのにかなり力が要るようでした。

鶴見緑地お花見

12時を過ぎてもTさんが来ないので、そろそろどこかでお弁当を食べようという段になってHoさんが「疲れたので、帰る」というので、2人とはそこで別れました。
そたあと、Tさんに電話をかけると「今、まだ電車の中で尼崎駅の手前」とのことで、まだ1時間ほどかかりそうなので、Iさんと二人で、車椅子では回れなかった園内の高低のある場所を回りました。
1時半過ぎにTさんから電話があり、「今、駅に着いた」というので、迎えに行き、今度は3人で園内をゆっくり2時間ほど巡りました。
Tさんは、ゴルフ場で仕事をしている途中で意識を失って、救急車で病院に担ぎ込まれた、とのこと。そのあと、入院せずに自宅で寝ていたが、朝、起きる気がせず、1か月ほどそんな状態が続いていて、最近、やっと外に出る気になったが足腰が弱っていて困っている、とのことだったので、公園のなかでTさんに、先日、電話でお教えした「足腰を鍛える為末体操」を実地講習し、さらに、「血管と見た目を10歳若返らせる(池谷敏郎医師の)ゾンビ体操」をお教えしました。
4時すぎに帰路に着きましたが、Iさんと別れたあと、TさんとJR大阪駅構内の喫茶店に入り、1時間あまりおしゃべりして、別れました。

関連記事:花博記念公園 鶴見緑地

3月12日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 3月例会
おひとり様の老後対策 健康編
〜信頼できる病院やかかりつけ医の見つけ方・つきあい方〜                   チラシ
参加費:会員 600円、非会員800円
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

1月8日(日)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室

新年お楽しみ食事会

関西単身けん 1月例会
新年お楽しみ食事会
調理師・料理人の吉田が自宅で作った季節の料理7〜8品を会場に持ち込み、温め直したものを会食します
参加費:会員 1,500円、非会員1,800円
要申込(どなたでも参加できますが、必ず事前にお申し込みください)
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128
※新型コロナウイルス感染予防対策として、@会場の入口のドアと奥の窓を開けるA食前・食後の会話中はマスクを着用B食事中は会話を控えめにするC当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください

[報告]  2002年(平成14年)以来、これまで、隔月(奇数月)開催の例会とは別に12月に「年末 お楽しみ食事会」として開催していた「食事会」は、昨年、例会月の1月に「新年 お楽しみ食事会」として開催する方式に変更し、今年も1月開催としました。
今年の食事会の参加者は8人。これまでほぼ毎年参加されていたKfさん、Ssさん、Skさん、Usさん、Iyさんが今年は欠席で、また、友達がコロナに感染して、その濃厚接触者になってしまったMsさんも不参加となり、今年最初の例会は、去年の「公開講座」から新しく参加されたIkさんとKsさんを含めた“新しい顔ぶれ”でのスタートとなりました。

今年から、新たな試みとして「食事会」の前に「総会」を行うことにし、1時過ぎに、料理を盛り付ける食器をキッチンに運ぶなど会食の準備をしたあと、1時20分から「総会」を始めました。

はじめに、配布した資料について吉田のほうから簡単に補足説明を行いました。
「関西単身けん会計報告」では、2022年の収入は48,800円、支出は62,985円で差し引き14,185円の赤字。「残高」は−2,367円と10年ぶりの赤字となり、活動資金が底をついてしまいました。これは、昨年、2回行った食事会の参加者が予想より少なく、材料代などの費用が参加費を大きく上回ってしまったことなどが原因で、そのあと、食事会の参加費はそれまでの「会員1,000円、非会員1,200円」から、5月には「会員1,300円、非会員1,500円」、そして今回は「会員1,500円、非会員1,800円」に改訂し、さらに今回から「完全事前予約制」にして、赤字にならないような対策を講じました。
資料:関西単身けん会計報告(2010年〜2022年)

次に、「樋口恵子賞申請書」と「関西単身けんがこれまでに行ってきた例会フリートークテーマ一覧(抄録)」とについて。「樋口恵子賞」は、昨年夏に、評論家で「高齢社会をよくする女たちの会」代表の樋口恵子さんが卒寿(90歳)になったのを記念して創設されたもので、「高齢者が自立し、生きがいを持って社会参加を続けられるよう活動している個人や団体を表彰する」というもの。「団体」部門と「個人」部門とがあり、そのことを知らせる小さな新聞記事をたまたま目にとめた吉田が、物は試しと、関西単身けんとして団体部門に応募したときに提出したものです。12月に応募結果が発表され、残念ながらそこに単身けんの名はありませんでしたが、応募資料を作成する過程で、関西単身けんの1998年12月発足以来の歴史を振り返り、この間、果たしてきた社会的意義を再確認することができましたので、昨年から参加された新メンバーにもそのことをお伝えしたくて、総会の場で皆さんに資料として配布しました。
資料:第一回樋口恵子賞申請書
資料:関西単身けんがこれまでに行ってきた例会フリートークテーマ一覧(抄録)
資料:シングル関係グループの歴史
資料:関西単身けん・添付写真

2時前に「食事会」の準備にとりかかり、吉田が自宅で作ってドーンセンターまで運んだ料理6品のうち、まず2品を電子レンジで温め、あとの2品は下準備した材料を調理室で仕上げ、合わせて4品を食卓に並べ、2時半になって、やっと「食事会」を開始することができました。

単身けん食事会

会食を始める前に、今日の料理8品の進行表をもとに、料理について簡単に説明しました。吉田が作る料理は、「身土不二」(人のからだと自然はもともと一体のもので、食べ物においては、夏の暑い時は夏にとれる食材(冷食:体を冷やす力がある)を食べ、冬の寒い時期には冬にとれる食材(温食:体を温める力をもつ)を食べると体によい、という考え方)と、「全体食」(食材の一部ではなく、全体まるごとを食べるほうが健康によい。つまり、野菜なら、皮や芯なども残さずまるごと料理に使う)の2つを基本に作る、などと説明を行いました。
資料:関西単身けん 2023年1月新年食事会 料理8品 進行表(作業の手順)

単身けん食事会献立

写真の料理は、左上から時計回りに、白ねぎだけのコンソメスープ、白菜と鶏のしょうがスープ、春菊と鶏ささ身のサラダ、小松菜と厚揚げのオイスターソース炒め。

3時過ぎに、前半の4品を食べ終えて食器を洗い、そのあと、残りの4品をレンジで温め直して、後半の食事を楽しみました。

後半の献立は、かぼちゃとレーズンのミルク煮、平野レミ家の和田さんの根菜のポトフ、ごぼうと鶏肉のごまみそ煮、きのこの炒めみぞれ和えでした。

4時すぎに食事タイムを終え、おしゃべりタイムに移行。
それぞれが持ち寄ったお菓子と、Tmさんが用意した抹茶オーレやミルクティーを味わいながら、ひとりずつ「近況報告」を行いました。
吉田「7年ぶりに腰痛がぶり返して、以前治療してもらった医院に通って、痛み止めとリハビリで少しずつよくなっている」。
Mnさん「単身けんの例会をしばらく休んでいたが、今日は食事会なので、万難を排して参加した。普段、食べることができない、価値のある食べ物を食べることができて、とてもよかった」。
Ymさん「去年は体調を悪くして仕事を休んでいたが、今年は本格的に就職活動を再開したい」。
Ikさん「去年の秋ごろから顔が腫れるなど体調の悪い状態が続いていて、いくつもの病院で診てもらったが、いっこうに原因がわからなくて困っていた。今は、友人に紹介された漢方の診療所で治療して、少しは改善している」。
Ksさん「これまでいくつか病院に通ったが、医者との相性が悪くて、なかなかいい医者に巡り合わない。みなさんがどのようにして医者選びをしているか知りたい」。
Tmさん「縁あって、牧野克次の生涯を記録に書き留めることをしているが、画家の牧野克次がなぜ建築分野で実績を積むことができたのかについて、現在、調べている」。
Htさん「来週、15日で阪神・淡路大震災が起きてから28年になるが、当時、神戸市の西区に住んでいて、被災地のものすごいありさまを見て精神的に不安定になったことを思い出す」。

Hyさんの番になったところで5時の閉館時間の10分前になってしまっていたので、やむなくフリートークを終わりにして、急いで片づけ作業を行い、5時10分過ぎに館を出ました。

例年だと、このあとOMMビル地階の喫茶店で「二次会」を行い、おしゃべりの続きを楽しむところでしたが、今年はみんな「おなかがいっぱい」とのことで、喫茶店には立ち寄らず、帰途に着くことになりました。

資料おまけ:夫さんと この国の「主人」 「のど自慢」に鐘三つ(編集委員 高橋純子)(朝日新聞 2022年12月21日「多事奏論」)

【2022年(令和4年)】
11月12日(土)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 11月例会(公開講座)
おひとり様の老後対策 パートV 〜終活/安心して終末期を迎えるための備え方〜    チラシ
講師:吉田清彦(シニアライフ・プランナー、関西単身けん世話人)               レジュメ
参加費:会員 600円、非会員800円
どなたでも参加できます
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

[報告]  11月例会(公開講座)の参加者は常連組7人に加えて、前回に続き2回目参加のKoさん、今日が初めての参加者3人(3人とも女性)、それに、9年ぶりに参加のMyさん(この方は「関西単身けん」創設時のメンバー)、の計12人になりました。なお、事前の参加申し込みがあった男性2名は体調不良などで今回も欠席となりました。

最初に、いつも通り、一人ずつ近況報告(初めての人は簡単な自己紹介もかねて)を行い、
「最近はあまり外に出ずに、家でユーチューブを見て過ごしている」(Msさん)。
「コロナでずっと家にこもりがちだったが、少し前から、認知症予防も兼ねて、区民カレッジに積極的に参加するようにしていて、今は歴史を習っている。」(Myさん)。
「ハローワークに通って仕事を探しているが、なかなかいい仕事が見つからない。看護師の仕事は労働環境が厳しいのであまりやりたくない」(Iyさん)。
「アレルギーで顔に湿疹ができ、とても悩んでいる」(Ikさん)。
「最近、病気になって、困っている」(Ykさん)。
「医者との相性が悪い。医者を信用しないようにしている」(Kiさん)。
「20年間介護してきた母親が98歳で亡くなった。そんななかで、遺品整理に尽力した牧野克次さんの作品展が京都工芸繊維大学で来春また開催されることになった」(Tさん)。
「友だちと飲んでいて、『あいつ、死んだで』と親しい友人の死を告げられ、絶句した」(Hiさん)。
などの話が出されました。

そのあと、10分ほどお茶&お菓子休憩をはさんで、今日の本題「おひとり様の老後対策」第3回に。
7月から3回にわたって開催してきた公開講座の最終回です。
吉田が、用意したレジュメとたくさんの資料をもとに、「終活/安心して終末期を迎えるための備え方」を1時間あまりレクチャーしました。
1.まず、「『ピンピン』後の『ヨタヘロ期』どう生きる?」というタイトルがつけられた「樋口恵子さん、老いを語る」の新聞記事をザっと紹介したあと、
2.「いきわく」インターネットサイトに載っていた「おひとりさまの死後考えられるリスクとは?必要な準備も併せて解説!」と題された記事の中から「おひとりさまの老後リスク」(病気やケガ、死後の手続き)、「おひとりさまが死後のために行うべきこと」(エンディングノートを書く、身辺整理をする、かかりつけ医を持つ、身元保証人を決める、遺言書を書く)をかいつまんで紹介。
3.そのあと、認知症、成年後見制度、介護保険サービス、在宅医療、在宅死、エンディングノート、遺産相続、遺言、死について、それぞれ資料を見ながら解説していきました。
(詳しくはレジュメ&資料をご参照ください)

残りの時間に、老人介護施設で働いている(最近、やめられたとのこと)Hiさんにお願いして「介護施設での身近な死」について少し語っていただきました。
「入所者は1か月単位で目に見えるように衰えていき、1週間見ないうちに亡くなっていた、ということがよくある。老人介護施設に勤めていると、死がとても間近に存在する」とのことでした。

5時前に片づけを終え、Yo、T、Iy、Ky、Msの5人はOMMビル地階の「しゃぽーるーじゅ」で食事をしながら、1時間あまり、おしゃべりの続きをしました。

資料:関西単身けん 2022年9月例会(公開講座)「おひとり様の老後対策」レジュメ
関連記事:「ピンピン」後の「ヨタヘロ期」どう生きる?/樋口恵子さん、老いを語る/「ふわーっと転ぶ90代」自分も経験/デジタル 毛嫌いせずに/社会参加する市民でありたい(「朝日新聞」2022年11月10日「生活」面)
関連記事:シニアのくらし・高齢者施設・身元保証・相続遺言・葬儀供養 いきわく>くらし全般>おひとりさまの老後の不安を解消! 今日からできる老後対策とは?
関連記事:介護保険 サービス使うには/市区町村で申請/自己負担額1〜3割・高齢化で膨らむ費用・担い手不足、深刻に/保険料月6000円超(「朝日新聞」2022年6月30日「くらし相談室」)
関連記事:「在宅みとり」にかかる負担/延命治療より死を迎える支援 「医療費、病院より低い」/家族の「無償ケア」が支え(「朝日新聞」2018年1月26日「最期のとき 医療とコスト」)
資料:話し合いで納得の最後を/終末期医療の意思決定/「リビングウィル」/一歩進めてACP/1人暮らしを意識(「産經新聞」2018年10月19日「医療・シニア」欄)
関連記事:ナルク エンディングノート 目次/1 私のこと(私の経歴、私の思い出)/2 私の家族へ(1 いざというときのために、2 私の財産の記録、3 葬儀・法事などの希望)(NALC企画室『書き込んで安心、読んで家族はなお安心 ナルク エンディングノート』2003年2月発行)
関連記事:私のエンディングノート 目次/1章 今までの私とこれからの私/2章 伝えておきたい財産/3章 万一のときの準備/4章 よりよいエンディングを迎えるために知っておきたいこと(主婦と生活社『私のエンディングノート』2005年10月発行)
関連記事:株式会社PlanBee>よくある質問/お客様サポート>第二親等とは誰までですか?
関連記事:「死」にかかわる箴言(彦根 箕浦山浄運寺/尼崎 円受寺)
関連記事:余命を知った医療のプロによる、切なくも明るい「終活」の教科書 逝きかた上手 全身がんの医者が始めた「死の準備」(石倉文信『逝きかた上手』(幻冬舎)新聞広告(「朝日新聞」))
資料:〜ホームクリニック〜 免疫力をあげよう!!(一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院 「こんにちわ」2010年5月号)

9月11日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 9月例会(公開講座)
おひとり様の老後対策 パートU 〜公助・共助の仕組みを学ぶ〜                チラシ
講師:吉田清彦(シニアライフ・プランナー、関西単身けん世話人)               レジュメ
参加費:会員 600円、非会員800円
どなたでも参加できます
※新型コロナウイルス感染予防対策として、@会場の入口のドアと奥の窓を開けるA会話中はマスクを着用B当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください

[報告]  9月例会(公開講座)の参加者は、初参加の3人も入れて、わずか8人でした。
公開講座のチラシは、前回はドーンセンターだけに置かせていただきましたが、今回はがんばって、ドーンセンターのほかに、大阪市立総合生涯学習センター、大阪市立あべの生涯学習センター、それに、岸和田市立男女共同参画センターの計4か所に置かせていただき、事前に女性3人、男性2人の参加申し込みがありました。そのうち、男性は仕事の都合で2人とも今回は参加できなくなりましたが、女性は3人とも参加されました。
なのに、常連組の多くが欠席となったことはとても残念です。

さて、例会では、前回の「公開講座:おひとり様の老後対策 パートT」の「自助」に続いて、今回は「公助・共助」について解説と話し合いを行いました。レジュメは、前回とほぼ同じものに「公助・共助」のところに補足を少し加えたものを使いました。

初めに、今回初参加の人のために、「パートT」の「自助」について簡単に説明したあと、「自助」の残りの「お金」についてザっと解説し、そのあと、全員で「お金」について意見を出し合いました。
「無駄なものを買わないようにしている。趣味の鉄道旅では、ネットでチケットなどの「お得情報」をいろいろ調べて、できるだけ安く楽しめるようにしている」(Sさん)。
「お金は、使わないことが一番。毎日のスーパーでの買い物も、できるだけ安いものを買うようにしている」(Mさん)。
「最近の円安やロシアのウクライナ侵攻が理由の物価高がどこまで進むか、不安を感じる。また、今後、年金が減らされるのではないか、将来が不安だ」(Fさん)。
「生命保険の変更を検討しているところで、病気になった。保険金が下りたので助かったが、病後、数年間は新しい生命保険や医療保険に加入できないので、とても不安だった。ところが、いろいろ調べてみると、最近は、病歴があっても加入できる保険もいろいろあることがわかったので、現在、そちらを検討している」(Tyさん)。
などの意見が出されました。
吉田から補足として、最近、新聞に載っていた、朝日新聞論説委員の中川透氏が、元伊藤忠商事社長の岡藤氏が現役時代に常に口にしていた言葉を元に提唱する「資産寿命を延ばすための魔法の言葉「カケフ」(カ:稼ぐ(働いて収入を得る)、ケ:削る(生活費を抑える)、フ:殖やす(貯蓄や投資など)」を紹介しました。また、同じく朝日新聞に載っていた「「ちょこっと就労」でいきがい シルバー人材センター」の記事なども紹介しました。

そのあと、今日の本論の「公助・共助」の解説に入り、大枠をザっと解説したあと、「自治体による地域見守りサービス」や企業による高齢単身者の見守りサービス(大阪ガス、ヤクルト、郵便局など)について紹介しました。また、地域包括支援センターについても説明しました。

ここで10分ほど休憩。(Tyさんが、体調が思わしくないとのことで、ここで帰られました)
休憩時間中に、Tm さんが持ってきた、友人にいただいたという伊予松山のお土産「一六タルト」をおいしくいただきました。

休憩後、「共助:地域で自分の居場所と仲間をつくる」について吉田のほうからザっと解説しました。
そのあと、参加者各自の「近所づきあい」について、吉田が最近経験した、シルバー人材センターへの入会に際して求められた「「緊急連絡先2人」が近所にいるか、どうか」をたずねました。
すると、住んでいる団地の自治会役員を務めたことがあるTmさんと、長年、定期的にオンライン飲み会を行っているおしゃべり仲間がいるMさん以外は「近所づきあいはほとんどしてないので、親・兄弟・親戚以外に緊急連絡先になってもらえるような地域の知人・友人はいない」とのことでした。

残りの時間はフリートークにしましたが、Fさんから「病気になったときの医者選び・医者探しに苦労している。皆さんはどうしてます?」との質問が出されました。
同じ声が他の人からも出されましたが、吉田から、「友人・知人で実際に手術や入院を経験した人の評判がいちばん参考になるが、インターネットには病院の評判・クチコミランキングのサイトがいくつかある」ことを紹介しました。また、今読んでいる、和田秀樹「『80歳』の壁」の中の和田さんの言葉「ドクターショッピングで信頼できる医者を探せ」も紹介しました。

コロナ対策で、全員マスクをしての発言のせいで、隣の人以外の離れた席の人の話は聞き取りにくく、近くの数人の人の話ししか聞くことができず、今回も、全体としての盛り上がりにかけてしまうきらいがあり、そこはとても残念でした。はやくコロナが収束して、マスクなしで、お互い表情を見合いながら、大きな声で話し合いたいものです。

4時半すぎに、向かいの会議室で行われていた「高齢社会を考える女性の会・大阪」の集会が終わったようで、その集会に参加していた、かなり以前に単身けんの例会に何度か出席したことがあるAさんが調理室に入ってきたので、席に座ってもらい、自己紹介してもらいましたが、結局、そのあとAさんがずっとしゃべりっぱなしで、閉館時間の5時前になってしまいました。

急いで片づけをしてドーンセンターを出たあと、Tm、I、K、M、吉田、そして、Aさんの6人がいつも通りOMMビル地階「しゃぽーるーじゅ」に入り、軽い夕食をとりながらおしゃべりの続きをしました。
といっても、実際は、Aさんがスマホで自分の会社の宣伝をするばかりで、ほかの人は聞くだけになってしまいました。「ひとりでしゃべり続ける」のはルール違反なので、控えてもらいたいものだと切に思いました。

関連記事:Another Note「老後の資産寿命どう延ばす 稼ぐ・削る・殖やすの工夫」(「朝日新聞」2022年4月4日夕刊「見つける on & off」欄)
関連記事:「シルバー人材センターに加入 「ちょこっと就労」で生きがい/平均月9日程度 無理なく 介護・保育現場でも期待」(「朝日新聞」2022年5月22日「リライフ」欄「なるほどマネー」)

7月9日(土)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 7月例会(公開講座)
おひとり様の老後対策 〜ひとりでも地域で安心して暮らし続けるために必要なもの〜  チラシ
講師:吉田清彦(シニアライフ・プランナー、関西単身けん世話人)               レジュメ
参加費:会員 600円、非会員800円
どなたでも参加できます
※新型コロナウイルス感染予防対策として、@会場の入口のドアと奥の窓を開けるA会話中はマスクを着用B当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください

[報告]  7月例会(公開講座)には、9年ぶりに参加されたThさんを含めて11人が参加されました。

例会は、初めの1時間あまりを、「公開講座」ということで、「講師」の吉田が、用意したレジメ&資料をもとに「おひとり様の老後対策」(全3回のうち、第1回)について「講義」を行いました。

最初に、戦後の日本社会における単身者の扱い方の変化(ひとりもん→シングル→おひとりさま→ソロ)と、「単身けん」を含む単身者の市民グループの歴史について簡単に触れたあと、「おひとり様の老後対策」第1回(「自助」編)に入りました。

まず、高齢者単身者が抱く「不安・心配」として、@お金A健康B認知症C介護D病気・入院・闘病F死&死んだあとの5点をあげ、それぞれについて簡単に説明していきました。
Thさんから「死んだら、葬式は必ずせなあかんの?」との質問がありましたので、「死亡したら、かかりつけ医に書いてもらった死亡診断書をもとに市役所に死亡届を提出して火葬許可書をもらい、火葬場に予約したあと、火葬場まで死体を運んで火葬してもらい、そのあと、墓に埋葬する」という流れになるが、葬式は必ず行う必要はない。市役所への死亡届などは、親族がいない「おひとり様」の場合、生前に依頼(契約)した知人・友人、または業者(または、司法書士・弁護士)が行うことになる、などと答え、詳しいことは3回目に「死&葬式・墓・遺産相続&遺言」などまとめて報告&意見交換すると伝えました。

公開講座の後半は「健康で、長生き」についての講義です。
まず、「健康長寿度チェックシート」(自己診断スケール)に、各自、記入して、みずからの「健康長寿度」を知ったうえで、「心の健康・体の健康」の仕組みを学びました。そのあと、「人生再設計・記入シート」の記入方法を聞いて、各自、記入し、「人生の目標をもつこと」と「したいこと・できることの優先順位をつけて、計画的に生きる」方法を学びました。
最後に、「健康で、長生き」のために大切な「フレイル予防」と「喉のケア」について、家で簡単にできる体操(かかと落とし、簡単スクワット、パタカラ発声)などをみんなで行いました。

10分間のおやつタイムを挟んで、後半は、いつもの自己紹介&近況報告を行いました。
「最近は家でよく寝てる」(Thさん)。
「デイケアで指圧をしてもらったら、背中が痛くなったので、診てもらっている」(Mtさん)。
「「大人の発達障がい」者などに対して就労支援を行っている「就労移行支援事業所」に通って、仕事探しや人間関係について学んでいる。仕事だけでなく、家庭や趣味、地域活動など多様なかかわりのなかで経験を積み重ねる「ライフキャリア」についても学んでいる」(Yaさん)。
「3月に退職したあと、ハローワークに通って再就職先を探しているが、希望する条件の仕事を見つけるのはなかなかむずかしい」(Iさん)。
「長年使っていたパソコンが壊れたので、通販で新しいのを安く買った。また、友人に勧められて買っていたドル建て債券で、このところの円安で売り抜けて、少しだけ儲かった」(Msさん)。
「コロナが収束に向かっていたので、この夏はいろいろ旅行の予定を立てて楽しもうと思っていたのに、また急速に感染者が増えて、雲行きがあやしくなっているのが悲しい」(Sさん)。
「看護師を退職したあと、今はグループホームで働いている。入所者は74歳から102歳までいるので、いろんな高齢者を見ることができる」(Aさん)。
「なんとか手術しないでしのごうと思っていた胆石の痛みが6月のある晩、耐えられなくなって、とうとう救急車を呼んだ。入院・手術を経て、現在、リハビリ中」(Tmさん)。
「先週、同居していた義理の姉が亡くなった。私も62歳になったが、もし私が死んだら、あとはどうなるのだろうと考えたりした」(Htさん)。
「先週、隣で寝ていた84歳の姉が、翌朝に亡くなっていた。突然だったので、もっといろいろ話をしていたらと悔やんでいる」(Hyさん)。

4時半に会を終えたあと、Ms、I、吉田の3人がOMMビル地階のいつもの店に行き、1時間あまり、おしゃべりの続きを楽しみました。

資料:関西単身けん 2022年7月例会(公開講座)「おひとり様の老後対策」レジュメ
資料:健康長寿度チェックシート(自己診断スケール)
資料:心の健康・体の健康
資料:
人生再設計シート(終活編)
資料:オーラルケアと健康長寿
資料:基本的な食事

5月8日(日)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 5月例会
ミニお食事会
& フリートークミニテーマ:コロナが明けたら、まず、したいこと
参加費:会員 1,300円、非会員 1,500円
どなたでも参加できます
※新型コロナウイルス感染予防対策として、@会場の入口のドアと奥の窓を開けるA会話中はマスクを着用B食事中は会話しないC当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください

単身けん食事会

単身けん食事会献立 単身けん食事会献立
(写真下左) 左から ブロッコリーの豆乳スープ、そら豆の青煮、うなぎときゅうりのにんにく炒め
(写真下右) 左:ゴーヤチャンプルー、右:なすとえびそぼろのうま煮
(ほかに、えんどう豆の豆ごはん)

[報告]  今年1月に行った「新年お楽しみお食事会」の参加者が6人だけでしたので、そのとき参加できなかった方のために、今回、「ミニお食事会」を開催することにしました。
今回の参加者は、少し遅れて参加したYaさんを含めて9人でした。

食事会を始める前に、昨年度の会計報告を行いました。
昨年度はコロナのせいで例会の開催が4回にとどまったことなどもあり、収入より支出が多く、5,000円ほどの赤字となり、残高は1万円ほどまでに減って、かなり厳しい財政状況になっています。

会計報告のあと、食事会を始め、ブロッコリーのスープ、そらまめの青煮、うなぎときゅうりのオイスター炒めの3品がテーブルに並べられ、Ttさんがコンビニで買ってきたノンアルコールドリンクで乾杯して、食事を始めました。
30分ほどして、ゴーヤチャンプルーと、なすとえびそぼろのうま煮の2品が出されて食べているところにYaさんが遅れて姿を見せました。そのあと、最後のえんどう豆の豆ごはんをいただきました。

3時半すぎに食事を終えたあと、Tmさんが持参した毎日新聞の切り抜き「対面での別れ コロナ下でも」を読みました。

そのあと、少し時間が残ったので、いつも通りの「近況報告」を行いました。
「この春には青春18きっぷを2回使って旅行するなど、コロナといえど我慢せずに、したいことをするようにしている」(Sさん)。
「いろんな集まりに参加して、人の輪を広げている」(Iさん)。
「3月に娘を連れて久しぶりに田舎に帰省することができた。一方で、母親の介護認定を申請しているが、ずっと待たされて、なかなか手続きが進まなくて困っている」(Teさん)。
「腰の痛みが治らず、立って歩くのがつらい。座っていると痛みは感じないので、あまり家から出ずに、一日中座って暮らしている」(Mさん)。
「体調がすぐれないのでエコー診断を受けたら、胆石があることがわかり、なかなか治らないので、手術するしかないが、決断できないでいる」(Tmさん)。
「コロナのせいで、気軽に旅行ができないので、つらい。JRの地方路線が赤字で廃止になるところが増えているので、地方旅行は不便になってきているが、それでも、サービスチケットなどの情報をこまめにチェックして、旅を楽しみたい」(Sさん)。

「近況報告」が一巡したところで時間がなくなり、急いで片付けをして、5時前に部屋を出ました。
 TeさんとYaさん以外の7人は、いつも通りOMMビル地階の喫茶店に行き、7時前までおしゃべりの続きを楽しみました。

なお、これまでの食事会には、吉田が自宅で作ってドンセンターまで運ぶ料理8品・8〜12人分+おでん(3リットル鍋2杯分)の重さが、背中のリュックに10〜12s、両手の紙袋にそれぞれ6〜7sにもなりましたが、一昨年あたりから自宅から最寄り駅までの15分がかなりキツくなってきていました。
今年の「ミニお食事会」では品数を6品にして、おでんもとりやめたので、重さは背中のリュックが5s、手には3sの紙袋1個ですみましたので、これなら来年以降も続けられそうです。(吉田)

ミニお食事会・料理6品進行表(作業の手順/段取り)

関西単身けん 会計報告)2010年〜21年)

参考資料:対面の別れ コロナ下でも/変わる葬儀の中で 三村麻子さん/15歳愛娘の死 きっかけ/「時間をかけて弔う」/娘の思い 多くの人に(「毎日新聞」2022年5月1日 総合 「迫る」)


4月2日(土)午前10時〜 阪急十三駅界隈の公園でお花見(雨天決行)
集合時間・場所:午前10時・阪急十三駅東口改札前
お天気がよければ、十三公園と十三東公園の2か所でお花見をしたあと、
駅前商店街で昼食をとり、
そのあと、余力のある人は、
阪急夙川駅まで足を延ばして、
名だたる「さくら名所」の夙川公園のお花見も行います。

[報告] 10時に阪急神戸線十三駅前に集合。MさんとIさんと吉田、それに、十三にお住まいのTeさんとそのお友だちのTaさんが参加。Teさんは古くからの単身けんのメンバーでしたが、2013年に遭った事故の影響で電車に乗っての遠出ができなくなっていたので、単身けん例会の参加は9年ぶり、お花見はその前年に行った奈良・吉野のお花見以来、10年ぶりの参加でした。
その5人で、十三駅から10分ほどのところにある十三公園を目指しました。ところが、事前のネット情報では、そこそこの桜が楽しめるはずの十三公園の中央部分に桜は3本しかなく、そのかわりに、鮮やかな色の紫モクレンが見事に満開だったので、そこで記念の写真をとりました。
公園の中を西に歩むと西出口に向かうグラウンド脇の遊歩道に十数本の桜並木があり、そちらはほぼ満開で、やっとお花見気分を味わうことができました。

関西単身けん十三公園花見関西単身けん十三公園花見関西単身けん夙川公園花見

十三駅前西口商店街の賑わいのある店々を覗きながら駅に向かい、途中の蕎麦屋で昼食をとりました。
昼食のあと、駅に戻り、今度は東口の商店街を通って神津神社 に行き、2本の桜と、隣接した十三東公園にあった1本の桜を眺めながら、のんびりとおしゃべりを楽しみました。
そのあと、「十三組」のTeさんとTaさんとはお別れして、MさんとIさんと吉田の3人は、阪急電車に乗って、神戸線沿いに夙川駅まで足を延ばしました。
夙川公園の桜もちょうど見ごろで、阪神間の名だたる桜名所とあって、さすがに見物客でいっぱいでしたが、満開の桜を存分に堪能することができました。
ちなみに、Iさん曰く、「さっきの十三の桜はショボかったけど、こちらは見事で、来てよかった」とのことでした。


3月26日(土)午前10時 JR京都駅中央改札口前集合
京都工業繊維大学美術工芸資料館開館40周年記念企画展
「牧野克次と霜鳥之彦 ―洋画家の多彩な顔―」鑑賞会                    チラシ
午前10時 JR京都駅中央改札口前集合(雨天決行)
竹田さんが整理収集に尽力した膨大な量の「牧野克次の遺品」が京都工業繊維大学に寄贈され、
この度、作品展示会が開催されますので、鑑賞会を実施します。
当日は、京都駅前から京都市バスに乗って京都工業繊維大学まで行き、展覧会を鑑賞したあと、
お天気がよければ、高野川沿いを下って、下賀茂神社→糺の森→京阪出町柳まで散策します。

京都工業繊維大学開館40周年記念企画展「牧野克次と霜鳥之彦」京都工業繊維大学開館40周年記念企画展「牧野克次と霜鳥之彦」

[報告] あいにくの雨で、HoさんとHiさん、それにMさんも急遽、欠席。結局、竹田さんと吉田の2人だけで鑑賞会を行いました。
JR京都駅で10時に待ち合わせ、市営地下鉄で松ヶ崎駅まで行き、そこから5分ほど歩いて京都工業繊維大学に着きました。
日本のモダニズム建築の先駆的作品として知られる古い校舎に囲まれた美術工芸資料館の1階に入り、「牧野克次と霜鳥之彦」展を鑑賞。まず、最初に、1864年から1982年までの「美術界の動き」や牧野・霜鳥両氏に関する詳細な年表が天井からタペストリー風に吊り下げられていて、感動しました。そのあと、牧野・霜鳥両氏の「画業」や「アメリカ時代の活躍と研鑽」を、竹田さんの詳しい解説つきて、じっくりと観ていきました。
今回の展示品は、竹田さんが、映画監督の故・溝口健二のもとで助手を務めた宮嶋八蔵さんの遺品を整理する中で発見して、詳細な年表とともにリストにまとめた1000点を超える膨大な資料の中から70点を選んだものだ、とのことでした。
そのあと、資料館2階で同時開催中の「ヨーロッパの演劇ポスター ポーランド、ドイツ、ブルガリアの中心に」を観ましたが、東欧諸国の映画、演劇、展示会、コンサートなどのポスターのダイナミックなデザインや色彩に圧倒されました。
資料館を辞したあと、10分ほど歩いて「かごの屋」に行き、お気軽ランチ1,500円+税を食べたあと、のんびりおしゃべりし、そして、近くの下賀茂神社まで足を延ばし、糺の森を散策して、小雨の京都をしばし楽しんだのち、帰途につきました。

関連記事:牧野克次の遺品‐宮嶋八蔵
関連記事:牧野克次 明治期・関西洋画壇発展に貢献 京都工繊大に遺品寄贈/京都(毎日新聞 2018年8月15日 地方版)
関連記事: 明治期・関西洋画壇発展に貢献― 牧野克次の遺品寄贈 京都工繊大に(毎日新聞 2018年8月15日 地方版)

3月13日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 3月例会
ミニテーマ:おひとり様の暮らし術 〜コロナが収束したら、まずしたいこと
参加費:会員 500円、非会員 700円
(新型コロナウイルス感染対策の「まん延防止措置」が3月下旬まで延長されそうなので、残念ながら、中止とします)

1月9日(日)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 1月例会
新年お楽しみ食事会
参加費:会員 1,000円、非会員 1,200円
どなたでも参加できます

単身けん食事会

[報告] お楽しみ食事会は、コロナのせいで、19年12月以来の2年ぶりの開催でしたが、事前の欠席連絡が相次ぎ、例年食事会には必ず参加していた何名かが少し遅れて参加するかもしれないと2〜3皿分を残して配膳して6人で始めましたが、結局、最後まで6人だけの寂しい食事会になりました。
吉田が2日がかりで作った料理8品を3品、3品、2品の3回に分けて出すことにして、まず、「前の3品」のかぼちゃとレーズンのミルク煮、小松菜と厚揚げのオイスターソース炒め、春菊と鶏ささ身のサラダの3品を器に盛り分け、黙食して、食べ終わったあと、マスクをして近況を語し合いました。
オミクロン株の感染拡大についての心配、3回目のワクチン接種時期の予測、治療薬について、一時支援金の支給要件、認知症・自宅死・地域包括支援センター、などの話題が出されましたが、お互いの距離を開けているのと、マスクをしているのとで、隣の人以外は声が聞き取りにくく、会話はあまり弾みませんでした。
それでも30分あまりおしゃべりしたあと、「中の3品」の薄切りポークジンジャー、豚肉のリンゴの塩バター炒め、大根と豚バラの照り煮が出されましたが、3品とも豚肉料理で、1人分の分量がしっかりあったので、そこでおなかがいっぱいになってしまいました。
再度のおしゃべりを挟んで、「あとの2品」、ごぼうと鶏肉のごまみそ煮とれんこん炒り鶏が出されましたが、みなさんすでに満腹で、箸が進まず、竹田さんが気を利かせて用意したビニール袋に小分けして、全員、持ち帰ることになりました。
そのあとのOMMビル地階の喫茶店でのおしゃべりの続きには6人全員が参加しました。TmさんがMiさんに「日本の人口の40%が高齢者になったので、単身けんのような存在はこれからもっと必要とされるようになる」というな話をする一方で、IyoさんとMsさんとはスマホのアプリのことで盛り上がっていました。7時の閉店までおしゃべりを続けて、散会しました。
なお、竹田さんが宮嶋八蔵の妻・春の父・牧野純一と祖父・牧野克次の遺品を整理・寄贈した京都工芸繊維大学美術工芸資料館の会館40周年記念企画「牧野克次と霜鳥之彦展」鑑賞会は3月26日(土)に行うことにしました。また、4月2日(土)には、大阪・十三公園で花見を行い、その際、近くにお住いの元会員・Thさんもお誘いすることにしました。
※ なお、当日の参加費は、当初、会員 1,000円、非会員 1,200円の予定でしたが、参加者が少ないため、仕方なく、会員 1,800円、非会員 2,000円をいただくことになりました。

【2021年(令和3年)】
11月13日(土)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
関西単身けん 11月例会
ミニテーマ:おひとり様の暮らし術 口腔ケア編 〜歯や口の中をきれいにして、健康で長生き!
参加費:会員 500円、非会員 700円(特別割引)
どなたでも参加できます
※新型コロナウイルス感染予防対策として、@テーブル・椅子の間を広げA入口のドアと奥の窓を開けB室内での会話中はマスクを着用C飲み物は各自持参(30〜40分おきに”ドリンクタイム”を設けます)D当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください

[報告] 4か月ぶりの開催でしたが、参加者はわずか7名でした。
近況報告では「コロナワクチンを8月中に2回打つことができた」(TEさん)、「コロナ感染防止対策による時間短縮営業で職場環境や人間関係が変わったことなどで体調を崩し、精神不安定になり、職場を退職することにした。今は、自助グループの会合に参加して、回復に努めている」(Yaさん)、「長年介護していた母親が6月に98歳でなくなり、7月に49日の法要を行った」(TMさん)、「70代の友だちが2人亡くなった。一人は同級生で、糖尿病で人工透析を受けていた。自分の腰の具合は手術後もあまりよくなっていない」(Maさん)などの話がでました。

ミニテーマ「口腔ケアと健康長寿」では、吉田が、用意した資料をもとに「歯・歯茎・舌・喉などの口腔内ケアと健康寿命」について報告しました。
最初に、「歯と歯茎・舌の手入れ」に関して、「10年以上歯医者知らずの吉田式歯磨き法」や、キシリトールガムや叩歯(こうし)の効用などについて解説しました。
そのあと、「喉のケア」に関して、誤嚥を防ぐために喉や声帯を鍛えることができる「パタカラ体操」や「おでこ体操」などをみんなといっしょに行いました。

後半のフリートークでは、日ごろの虫歯予防や口腔内ケアについて各人が語り合い、よい歯医者を見つけるためには、「友人・知人の評判を聞いて参考にする」、「インターネットで検索して、いろいろ調べてから決める」など。日ごろの歯の手入れに関しては、「毎食後、歯をよく磨くようにしている」、「歯間ブラシを使う」、「歯ブラシを歯間に差し入れるようにして歯垢を掻き出すような歯磨き法に変えてから、歯が痛むことはなくなった」などの意見が出されました。

片付けの前に、竹田さんから、溝口健二監督の内弟子宮嶋八蔵の口述筆記活動のあと、遺品整理の過程で発見し、その後、京都工業繊維大学に寄贈した牧野克次の遺品が、来年2月から京都工芸繊維大学美術工芸資料館で「牧野克次と霜鳥之彦展」として展示される、というお話があったので、その時期、単身けんの特別例会として京都で「鑑賞会」を行うことにしました。

4時半過ぎに終了したあと、TM、Ma、吉田の3人は、OMMビル地階にできた「ぎょうざの王将」に行って、軽い食事をしながら1時間ほどおしゃべりの続きを楽しみました。

レジュメ:「歯・歯茎・舌・喉などの口腔ケア(オーラルケア)と健康長寿」
関連記事:基本は歯磨き、舌のケア/心筋梗塞、糖尿病にもつながる歯周病にご注意(「朝日新聞」2021年5月1日「元気に きれいに」オーラルケア)
関連記事:いいケアネット>介護専門家が答えるQ&A>パタカラ体操「って? やり方や効果は? 【嚥下機能の回復】【いびき改善】
関連記事:医療法人社団朋和会 西広島リハビリテーション病院>西リハ情報箱>50 喉の筋力向上「嚥下おでこ体操」

関連記事:毎日新聞>京都>アート・書> 2018/8/15 地方版 牧野克次 明治期・関西洋画壇発展に貢献 京都工繊大に遺品寄贈 /京都
関連記事: 明治期・関西洋画壇発展に貢献― 牧野克次の遺品寄贈 京都工繊大に(毎日新聞 2018年8月15日 地方版)
関連記事:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館>展覧会 牧野克次と霜鳥之彦 ―洋画家の多彩な顔―
関連記事:牧野克次の遺品‐宮嶋八蔵

9月12日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 9月例会
ミニテーマ:おひとり様の暮らし術 口腔ケア編 〜歯や口の中をきれいにして、健康で長生き!
(大阪府に8月2日(月)から出されている緊急事態宣言が9月12日(火)まで延長され、新規感染者数もまだまだ増え続けていますので、9月12日の単身けん例会は中止とします)
参加費:会員 500円、非会員 700円(特別割引)
どなたでも参加できます
※新型コロナウイルス感染予防対策として、@テーブル・椅子の間を広げA入口のドアと奥の窓を開けB室内での会話中はマスクを着用C飲み物は各自持参(30〜40分おきに”ドリンクタイム”を設けます)D当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

7月10日(土)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 7月例会
ミニテーマ:おひとり様の暮らし術 食事編 〜内食・中食・外食 それぞれの楽しみ方
参加費:会員 500円、非会員 700円(特別割引)
どなたでも参加できます
※新型コロナウイルス感染予防対策として、@テーブル・椅子の間を広げA入口のドアと奥の窓を開けB室内での会話中はマスクを着用C飲み物は各自持参(30〜40分おきに”ドリンクタイム”を設けます)D当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください

[報告] 参加者は、中央区内のワクチン接種会場で2回目の接種を終えたあと3時前に参加したTmさんを含めて、9人。近況報告の前に、参加者のワクチン接種状況を聞くと、すでに2回接種を終えた人がTmさんを含めて4人、1回だけ接種が1人、まだ一度も接種していない人が4人でした。

近況報告では、「コロナのせいで、今までいろいろ行ってきた活動ができなくなり、気軽に人と会ったり、話したりできないので、調子がくるってしまっている」(Itoさん)。「コロナ対策で中小企業は残業時間が制限されるようになったが、そのことで事業主や同僚と齟齬が生じて困っている」(Yaさん)。「緊急事態宣言の影響緩和のための中小法人や個人事業者に対する一時支援金の支給に関する事前確認など、支援事務で忙しくしている」(Teさん)。「相変わらずほとんど仕事がない状態が続いているが、一時支援金の支給が得られたので、少し助かっている」(吉田)。「ユーチューブにはまっている。精神科で処方される薬が合わなくて、夜、寝られないのがつらい」(Hoさん)。「フェイスブックやラインなどでスマホ中毒になり、不眠症に悩まされている」(Itaさん)。「胃カメラと大腸カメラの検査を受けたが、75歳以上の人は同意書の提出だけでなく、付き添い人が必要なことを知っておいてほしい」(Mさん)。「特別養護老人ホームに勤めているが、高齢者が多く、「死」がとても身近なので、最近は「死」についてよく考えるようになっている」(Hiさん)、などの報告がありました。

ミニトークテーマ「おひとり様の食を楽しむ」では、吉田が「食と栄養・健康」についてミニ講座を行ったあと、「内食・中食・外食」のメリット・デメリットなどに関する「記入シート」に各人、記入したあと、それぞれについて話し合いました。記入シートに書かれたもののうち主なものは、
「外食」の「メリット」は「自分で作ったものよりおいしい」、「後片付けや洗い物をしなくていい」、「デメリット」は「いい店でも、一人では入りにくい店もある」、「高くつく」、「工夫しているところ」は、「安くておいしい店を探す」、「利用する時間帯を見計らう」など。
「中食(持ち帰り惣菜など)」の「メリット」は「ほしいものを少しずつ選べる」、「いろいろなお店の食べ比べができる」、「気分を変えた食事を楽しめる」、「珍しいものも食べられる」、「デメリット」は「おおむね味が濃い」、「おいしいそうなので買ったが、実際に食べてみるとさほどではなく、ガッカリすることがある」、「疲れたときには助かる」など。
内食(自炊)の「メリット」は「自分が食べたいものが食べられる」、「自分好みの味付けができる」、 「デメリット」は「小人数分で種類を多くつくるのは、大変」、「買い物まで含めると、結構、時間をとられる」、「後片付けや洗い物がめんどう」、「工夫しているところ・こだわっているところ」は、「いろいろ作る」、「作りたてを食べる」、「+αの調味料で味付けに変化をつける」、などでした。

なお、会が始まる前の時間を利用して、Mさんが自宅から持参した「アレクサ」(ディスプレイ付き)を操作して、参加者に「アレクサ」がいかに賢いかを説明しました。アレクサというのは「「アレクサ、〇〇して」と指示すると、身の回りのさまざまなサポートをしてくれる「音声アシスタント」で、Mさんは自宅の1階と2階に1個ずつ置いて楽しんでいるとのことでした。また、Mさんは、以前持ってきてもらって好評だったセラミック廃材を、今回、また、たくさん持ってきてくれました。手の中に納まる大きさの軽量コンパクトで、砥石や爪磨きとして使えるのでとても重宝です。

4時半すぎに会を終えたあと、Ta、Ito、Ya、M、吉田の5人でOMMビル地階の、コロナ感染対策がしっかり行われている「しゃぽーるーじゅ」で食事をしながら、おしゃべりの続きをしたあと、6時半すぎに散会しました。

資料:記入シート「おひとり様の食の工夫・こだわり・楽しみ方」
資料:レジュメ:料理にまつわるエトセトラ
資料:体の健康・心の健康
資料:料理初心者が特に注意すること

5月8日(土)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 5月例会
ミニテーマ:暮らし上手になろう 食事編 その2 〜内食・中食・外食のそれぞれの楽しみ方
(新型コロナウイルス感染急拡大に伴って大阪府に4月25日(日)から5月11日(火)まで緊急事態宣言が出され、その間、ドーンセンターも閉館になるので、5月8日の単身けん例会は中止とします)
参加費:会員 500円、非会員 700円
どなたでも参加できます
※「新型コロナ感染予防対策として、@テーブル間を広げて、席の間隔をとりますA入口のドアと奥の窓を開けっ放しにし、換気扇とエアコンをつけますB室内での会話中はマスクの着用をお願いしますC飲み物は各自ご持参ください(30分ごとにドリンクタイムを設けます)D当日朝、熱を測って、発熱のある方は参加をご遠慮ください。
お申し込み・お問い合わせ先:関西単身けん 吉田 E-mail:ptokei04@s5.dion.ne.jp TEL/FAX:06-4980-1128

3月27日(土)
関西単身けん 春の日帰り旅 交野市星田妙見 妙見河原の桜 お花見(雨天決行)
集合時間・場所:午前10時・JR大阪駅1階中央口 鉄道・観光案内所前
交野は古くからの桜の名所で、星田妙見宮を中心に妙見川の両岸沿いに染井吉野、山桜、彼岸桜など数百本が桜のトンネルをつくっています。
今年は、コロナ感染予防対策として、飲食は屋外で行いますので、食べ物・飲み物は各自ご持参ください。2時間近く歩きますので、歩きやすい履物・服装でお出かけください。

[報告] 今年のお花見は、単身けんの常連参加者だったAさんの地元・交野市の星田妙見 妙見河原の桜のお花見としました。Aさんはここ1年ほど体調がよくなくて、例会に顔を見せなくなっていたので、Aさんのお見舞いがてら交野市を訊ねることにしました。
今年の大阪の桜は3月19日に開花宣言して、29日が満開予想日。当日はお天気もよく、絶好のお花見日和でした。
参加者は、車いすで参加のHoさんと、その補助者を務めるHiさんを含めて6人。当初、参加予定で、この間ずっとAさんと連絡をとりあっていたTさんが体調不良で参加できなくなったこともあって、Aさんも参加されなくなったのは、とても残念でした。
JR大阪駅に10時に集合して、京橋から片町線経由で10時40分に星田駅に着き、妙見河原目指して出発。コロナのせいで旅行客が減ったことが理由なのか、JRの駅構内では弁当が販売されてなかったので、星田駅近くのコンビニで調達。住宅地の細い道を縫いながら30分ほど歩いて「星田妙見 星野みち」と名づけられた遊歩道の北端に到着。そこから南に向かって妙見川沿いに星田妙見宮の入口までの750mほどが3列の桜並木になっていました。
交野市星田妙見 妙見河原お花見
染井吉野、山桜、彼岸桜など数百本の桜木の中には太い幹に苔が生えているような古木が何本もあり、古くからの桜の名所だということがわかりました。お花見の途中でお昼になったので、桜の花に囲まれて昼食をとりました。花見客は地元の人がパラパラと訪れている感じで、三密にならずに、のんびりと花見を楽しむことができ、よかったです。ただ、川沿いの道がずっとゆるやかな上り坂で、車いすは少しの坂でも押すのがかなりしんどい感じで、Hiさんは道中、ずっと汗のかきっぱなしで、Hiさんには大変申し訳なかったです。下見をしていれば、逆方向に歩くこともできたのにと、大反省です。
交野市星田妙見 妙見河原お花見 交野市星田妙見 妙見河原お花見
星田妙見宮は車いすでは登れなかったので、石段下の大鳥居のところで引き返し、1時過ぎに星田駅に戻り着き、駅前で散会して、帰路につきました。

関連記事:関西のウォーキングスポット・ブログ>【大阪府交野市】星田・妙見河原の桜と星田妙見宮(傍示川沿いの桜)

3月14日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 3月例会
ミニテーマ:ひとり旅の楽しみ方 〜鉄道旅編〜
参加費:会員 500円、非会員 700円
※「新型コロナ感染予防対策として、@テーブル間を広げて、席の間隔をとりますA入口のドアと奥の窓を開けっ放しにし、換気扇とエアコンをつけますB室内での会話中はマスクの着用をお願いしますC飲み物は各自ご持参ください(30分ごとにドリンクタイムを設けます)D当日朝、熱を測って、発熱のある方は参加をご遠慮ください。

[報告] コロナ過での開催で、少人数での開催が見込まれましたが、ほぼ4年ぶりのSoさんや半年ぶりのSaさんの参加もあって、参加者は9名になりました。
まず初めに、「外出自粛 筋肉の減少に要注意」と「外出控え?3割が認知機能低下」と題した新聞記事のコピー2枚を配って、コロナ自粛で運動不足にならないようにと注意喚起をうながしました。
そのあと、「例会参加者名簿」と「会計報告書」とを配布しました。
「例会参加者名簿」は、ここ1、2年の例会に複数回参加したことがある参加者20人の大まかな居住地を記載したもので、近くに住む参加者名がお互いにわかるようにしたものです。詳しい住所や電話番号などを知りたい人は、直接、当人におたずねして、名簿に書き込めるようにしています。
「会計報告書」は、2007年から2020年までの14年間の会計報告一覧で、これまで「会計報告」は行えていませんでしたが、先日、時間があって作成することができたものを、今回、配布することができました。ちなみに、各年度末の「残高」は2007以降12年まで赤字が続いていましたが、12年に例会をそれまでの年4回から6回に増やし、翌13年から年会費制を部分的に導入したことなどもあって、14年には黒字に転じ、さらに15年から17年までの3年間、Kさんから毎年末に1万円ずつカンパをいただいたこともあって、17年には黒字が6万円近くにもなりました。ところが、その翌年の18年から例会の参加者が減少傾向を見せ、年末食事会の赤字が大幅に出るなどして、昨2020年の残高は2万円を切るにいたっています。
さて、恒例の近況報告では、「ヨメの田舎の実家で不幸があったが、都会からコロナウイルスを持ち込まれては困ると言われて誰も帰ることができなかった」(Teさん)。「腰痛の手術のため2か月ほど入院していたが、その間、期限内の手続きが求められる銀行や役所などからの郵便物を確実に手に入れるため郵便局に友人宅宛ての転居届を出した」(Mさん)。「ゴールデンボンバーの全国ツアーを観にいった。楽しかった」(Soさん)。「市民活動団体に加盟して、街頭デモなどに参加している」(Iさん)。「吉野の下市にある畑の草刈りに行ったりして、コロナ過でも、これまでと変わらない生活をしている」(Saさん)。「最近、仕事がきつくなってきた。息抜きに、ソロキャンプをしたいと思っている」(Yaさん)。「3月はダイヤ改正の時期なので、廃止になる前に乗りたい鉄道や列車がいくつかあるが、コロナのせいで行けないのがつらく悲しい。JR四国の多度津駅の構内にある乗務員用の食堂が3月末で閉店になるというので、閉店前に行ってきた。」(Suさん)。「年末に手続きを行った個人事業主に対する持続化給付金が振り込まれたので、パートの仕事を探さなくても、なんとかしのいでいくことができそうだ」(Yoさん)。「数年前からライフワークとして取り組んでいる牧野克次の遺品整理の関係で北陸や九州に旅行に行くことができた」(Tmさん)。などが報告されました。
フリートークミニテーマの「ひとり旅の楽しみ方 〜鉄道旅編〜」では、まず、吉田が用意したレジュメをもとに@ひとり旅の楽しみ方 A列車旅の楽しみ方 Bお得に旅を楽しむ (a) お得な割引きっぷ (b) JR青春18きっぷ使用例などを説明し、最後に、難読駅名などの「駅名クイズ」を楽しみました。
続いて、何年も前に鉄道全線完乗を果たしている鉄道旅のベテランであるSuさんから、さらに詳しいお話をしていただきました。大型の「全国時刻表」を持参したSuさんは、最初に時刻表の見方や楽しみ方を解説されたあと、割安で旅を楽しめる私鉄のフリー切符について詳しく紹介され、そのあと、JRでは、「ジパング倶楽部」もいいが、贅沢な旅をお得に楽しめる JR西日本の「おとなび」(満50歳以上)がよりおすすめ、とのこと。また、バスのフリーチケット(1日乗り放題乗車券)も、割安でいろんなところに行くことができるので、かなりお得で、おすすめ、などと話されました。
そのあと、参加者からの「鉄道ひとり旅」については、「バイクで友達といっしょに走ることはあるが、鉄道でひとり旅をしたことはない」(Te)。「同窓生との団体でのバス旅行がほとんどで、ひとり旅はあまりしたことがない」(Tm)。「近鉄の新型特急「ひのとり」が走っているところを自宅近くの沿線で最近よく見かけるが、とてもおしゃれで、かっこいいので、ぜひ乗ってみたい」(Ya)。「1枚買うと5回使える青春18きっぷは、いつも、友だちと二人で1回、妹と二人で1回、そして自分一人で1回使うようにしていて、とても楽しい」(Sa)。「6月に淡路島の合併前1市10町を2回に分けて高速バスと地方バスを組み合わせたフリー切符などで巡る旅を、8月には青春18きっぷを使って紀勢線の和歌山&三重旅、それに飛騨高山周遊旅などを計画している」(Yo)。「コロナが終息したら、阿蘇周辺など九州の鉄道旅を心おきなく楽しみたい」(Su)。などの意見が出されました。
4時半に閉会したあと、前回の1月例会のときは緊急事態宣言が出される直前だったの自粛して、2次会にはいかずに散会しましたが、今回は、「自己責任」で希望者だけが2次会に行くことを呼びかけ、Tm、Sa、Su、Mu、Yoの5人がOMMビル地階のいつものオムレツ店に行き、食事をとったあと、マスクをして、2時間ほどおしゃべりの続きを楽しみました。

レジュメ「ひとり旅の楽しみ方 〜鉄道旅編〜」

資料:外出控え?3割が認知機能低下/筑波大教授 60歳以上調査
資料:外出自粛 筋肉の減少に要注意/転倒・骨折の危険 家にいても運動を(「朝日新聞」2021年3月3日)
資料:牧野克次の遺品寄贈/京都工繊大に(「毎日新聞」2018年8月15日)
資料:高峰譲吉邸設計図 京都で発見/実物は消失、貴重な資料(「毎日新聞」2020年1月23日)

1月10日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 1月例会
ミニテーマ:去年 し残して、今年、必ず なしとげたいこと
参加費:会員 500円、非会員 700円
※「新型コロナ感染予防対策として、@テーブル間を広げて、席の間隔をとりますA入口のドアと奥の窓を開けっ放しにし、換気扇とエアコンをつけますB室内での会話中はマスクの着用をお願いしますC飲み物は各自ご持参ください(30分ごとにドリンクタイムを設けます)D当日朝、熱を測って、発熱のある方は参加をご遠慮ください。

[報告] 1月7日に新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が首都圏に出されましたが、関西圏に関してはまだという微妙な時期でしたので、例会を開催するかどうか迷いましたが、十分な感染予防対策をしたうえで、あとは個々人の判断でということで開催し、結局、6人が参加しました。
前半の近況報告「年末年始をどう過ごしたか」では、「私鉄各社の初詣割安チケットを使って阪神間の寺社巡りを楽しむ予定にしていたが、コロナのせいで行けなくなったので部屋の片づけをしたり、テレビを見たりして過ごした」(Sさん)、「年末の大掃除をしていて蛍光灯の紐の根元のところが切れてしまって、そのままになっている。また、換気扇のところでネズミがチューチュー鳴いていて気になる」(Yaさん)、「元旦に近所の神社に初詣に行った。京都の伏見稲荷には1月後半に行く予定にしている。また、地元の市民団体に参加して、役所の窓口へ申し入れを行ったりしている」(Iさん)、「近所の神社にお参りにいったがガラガラだった。まちに人が出歩いていなくて、今年に入ってまだ3人にしか会っていない」(Uさん)、「認知症でグループホームに長く入所中の母親が11月に体調を崩して、専門病院で精密検査をしてもらったら肺炎で、グループホームから自宅療養を余儀なくされたので、療養型施設を探して入所したが、入所に際して、股関節からの点滴が必要なのでその際「拘束」することにサインさせられた。面会はリモート面会になっている」(Tさん)、「昨年は収入がほとんどなかっかので、持続化給付金の申請をすることにして、年末の申請締切間際に申請を行った。サポートセンターでのやりとりに2時間近くかかったが、なんとか手続きを行うことができた。申請が受理されれば減収分が給付されるので大助かりである」(Yo)など。(なお、Yさんの蛍光灯の紐が根元から切れた件では、ハウスクリーニングがお仕事のUさんが相談に乗り、自分でできる修繕の仕方を教えていました)
後半のミニテーマ「去年し残して、今年、必ず成し遂げたいこと!」については、「認知症の母親が安心して療養し続けられる施設や環境をコーディネートすることと、牧野克次氏が残した膨大な資料の整理作業を続けること」(Tさん)、「販売代理店になっている飲食店の食用油ろ過システムと心電図サービスの普及・販売を広げていきたい」(Uさん)、「今しているパートの仕事をずっとは続けられないので、そのあとの仕事を探さないといけない」(Iさん)、「ひとりキャンプをしてみたい。温泉にも行きたい」(Yaさん)、「韓国や台湾の鉄道旅&北海道の廃線跡めぐりを続けたい。また、家でもできることを見つけたい」(Sさん)、「ホームページにマンホールの写真を掲載している自治体数がコロナのせいで840で止まったままなので、はやく900にしたい」(Yo)などの意見が出されました。少人数のせいでかえって話がはずみ、閉館近くの5時前まで話が尽きませんでした。
そのあと、いつもは希望者数名がOMMビル地階のオムレツの店で食事をとりながらおしゃべりの続きをするのですが、今回は感染予防のため「食事会なし」で散会しました。
ちなみに、当日、単身けんの今後に関して簡単なアンケートを行いましたが、「今後、話し合いたいこと」では「50歳を過ぎてからの生き方」、「自分や親の世代の、今後の活き活き老いていけるような準備について」、「職場以外の人とのつながり」、「老後の人とのつながり」、「療養型医療について」、「葬儀業者の実態」、「毎日の食事のあり方」、「ホームページなどデジタル情報発信の方法」、「コロナ禍での気持ちの維持」など、多種多様な希望・提案がありました。「単身けんで話し合い以外に何かしたいこと」については、「高齢者老人ホーム(の職員体制・サービスなど)の見学」や「日帰り温泉入浴やキャンプ施設見学」などの希望がありました。

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関連記事:毎日新聞>京都府>芸術・文化>牧野克次 明治期・関西洋画壇発展に貢献 京都工繊大に寄贈 /京都(2018年8月15日)
関連記事:飲食店の食用油ろ過システム エコレ
関連記事:ハートケア心電図サービス

【2020年(令和2年)】
11月8日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 11月例会
ミニテーマ:おひとり様の老後対策 その2 免疫力を高めて 病気にならない身体をつくる
参加費:会員 600円、非会員 800円
※「新型コロナ感染予防対策として、@テーブル間を広げて、席の間隔をとりますA入口のドアと奥の窓を開けっ放しにし、換気扇とエアコンをつけますB室内での会話中はマスクの着用をお願いしますC飲み物は各自ご持参ください(30分ごとにドリンクタイムを設けます)D当日朝、熱を測って、発熱のある方は参加をご遠慮ください。

[報告] 参加者は9人。前半の近況報告では、「腰の手術をして7月に退院したが、思わしくなく、検査の結果、来年1月に再手術することになった。コロナの前からオンラインで、毎週1回、4人で、おしゃべりを楽しんでいる。」(Mさん)。「ひとの自転車に乗っていて転倒して胸を打ち、今も痛い。インターネットに掲載している「宮嶋八蔵 日本映画四方山話」に、牧野克次氏の遺品整理の過程で新しく発見した資料をもとに「渋沢栄一と東京高峰譲吉邸」、「天王寺屋牧野家の墓」など8作品を書き加えた」(TMさん)。「新しい抗がん剤を試しているが、副作用がひどくて大変。コロナまでは知人と飲みに行くのを楽しみにしていたのに、今は行けないが、仕方がない」(TYさん)。「シルバー人材センターに登録して仕事を探しているが、介護の仕事以外はなかなかない」(IYoさん)。「コロナで自粛して、ずっと家にいるので、冷蔵庫を開けては何か口にしているので、コロナ太りになった。そろそろ絵本の会などに参加しようと思っている」(IYuさん)。「9月に健康診断を受けたら乳がんの疑いがあるということで、再検査することになっている」(YMさん)。「私は2年ほど前に乳がんと診断されたことがある。最近、道を歩いていてよく転倒するようになったので、歩き方や、靴のことを調べている」(Mさん)。「コロナのせいで収入が激減したので、生活費の見直しをはかり、3割くらい減らせたのではないかと思っている」(YKさん)などの報告がありました。
フリートーク「免疫力を高めて 病気にならない身体をつくる」では、吉田作成の「健康長寿度チェックシート」に各々記入して、日ごろの生活を自己診断しましたが、結果は、全26項目中〇が21以上の「健康長寿まちがいなし」はゼロ、16〜20の「健康長寿に向けてもうひとがんばり」が1人、残りは全員、11〜15の「これまでの暮らしを見直しましょう」でした。
そのあと、ネットに掲載されていた、一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院の「免疫力を上げよう!!」をもとに、免疫力を上げるためには自律神経のバランスを整える=免疫機能を正常に保つことが必要で、そのためには@身体を動かすA食事Bぐっすり眠るCよく笑うD身体を温めるEリラックスできる時間をつくる、の6点が大切、ということでしたので、それぞれについて話し合い、「休みの日はできるだけ外出するようにしている。買い物もできるだけ遠くの店まで歩いていくようにしている」(YM)。「歯を磨くときに“鎌田式”スクワットやかかと落としをして、足腰を鍛えるようにしている」(TMさん)。「ぐっすり眠るため、寝る前にラジオをつけて、聞きながら寝るようにしている」(TYさん)。「部屋が乾燥するので、冬場、エアコンはつけずに、電気毛布で暮らしている」(Mさん)。「鍋物を食べて体の中から温める」(TMさん)などの免疫力向上法が語られました。
5時前に終了し、女性3人、男性3人でOMMビル地階のいつもの店に行き、オムレツやデザートを楽しみながら2時間近くおしゃべりの続きをして別れました。

資料:いきいき長寿度チェックシート(自己診断スケール)
資料:〜ホームクリニック〜 免疫力をあげよう!!(一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院 「こんにちわ」2010年5月号)

9月13日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 9月例会
ミニテーマ おひとり様の老後対策 その1 成年後見制度の仕組みと上手な利用法
お話:竹中永健(行政書士)
参加費:会員 600円、非会員 800円
※「withコロナの"新しい日常"生活」対応として@テーブル間を広げて、席の間隔をとりますA入口のドアと奥の窓を開けっ放しにし、換気扇とエアコンをつけますB室内での会話中はマスクの着用をお願いしますC飲み物は各自ご持参ください(30分ごとにドリンクタイムを設けます)D当日朝、熱を測って、発熱のある方は参加をご遠慮ください。

[報告] 計10人が参加。前半の近況報告では、「腰椎すべり症の手術のあと2か月間リハビリ入院をして退院したが、今も少し歩きづらい。また、入院中に電動自転車を盗まれたが、コロナの特別定額給付金の10万円で新しい電動自転車を買った」(Mさん)。「夏休みを利用して、仙台から名古屋までの船旅を楽しんだ」(Sさん)。「がん治療で新しい抗がん剤を使っているが、副作用がひどくて、大変」(TYaさん)。「かかわっている生涯学習事業がコロナのせいでみなお休みになった。映画を家庭のビデオではなく映画館で観るようにしている。コロナのせいで映画館は経営が大変なので応援したい。映画館内はしっかり感染対策がされているので、安心して、ゆったりと観ることができる。秋にはGoToトラベルを利用して北海道旅行を予定している」(Kさん)。「コロナでみんな不安になったり、マイナス思考になっている人が多い。これまでやってきたストレスチェックを用いた相談事業や呼吸法の紹介などを行っている」(TYuさん)などの話が出されました。

ミニテーマでのフリートークでは、まず最初に吉田のほうから、今回のテーマを成年後見制度にした理由を、いくつかの資料とともに、次のように説明しました。「厚生労働省研究班の調査では2012年時点で65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は462万人、率にして15%になっていて、2025年には730万人に増え、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。このような背景のなかで、2000年4月に介護保険制度とともにスタートした成年後見制度が、現在、利用者の側に立った仕組みへの見直しが図られていて、同時に市町村レベルで育成を図る「市民後見人」や地域の福祉協議会が行う「日常生活自立支援事業」など、高齢単身者が地域で安心して暮らし続けていけるような新たな取り組みが始まっています。」

そのあと、TYuさんの友人で、3月例会から参加されている行政書士の竹中さんに成年後見制度についてお話いただきました。竹中さんは大阪府八尾市で行政書士事務所を開設しておられるので、専門的なお立場からのお話をお願いしました。
竹中さんはご用意された資料(後掲)をもとに、成年後見制度の沿革、法定後見と任意後見、後見人の仕事や申立の費用、後見開始の審判によって失うもの、などについて、参加者からの質問に対する答えも交えながら詳しく解説されました。
竹中さんはこれまで6〜7人の成年後見業務を実際に経験され、現在も2名の後見人になっておられるので、成年後見制度の仕組みだけでなく、現場での生々しい実態や問題点などを交えて具体的に説明されたので、参加者の多くから「とてもわかりやすく、今後の役に立った」との感想が寄せられました。
 竹中さんのお話のあとのフリートークでは、「自分が認知症になったらどうしようかと心配になる」(Kさん)、「自分はまだ大丈夫だが、親のことを考えると心配になる」(Sさん)、「将来のことはともかく、今は楽しいことを考えて、行っていきたい」(TYuさん)などの意見が出されました。5時前に終了したあと、男性3人、女性1人はOMMビル地階の飲食店でおしゃべりの続きを楽しみました。

資料(竹中永健氏作成)1.後見制度の沿革 2.精神上の障害のある人が対象 3.認知症高齢者の数 4.法定後見と任意後見 5.後見人の仕事 6.申立の費用 7.後見開始の審判によって失うもの
資料:成年後見制度ってなに?『マンガでわかる成年後見制度』 編著:中山二基子、マンガ:秋田綾子 講談社 2018年3月発行 P20〜21)
資料:認知症の現状と将来設計((三菱UFJ信託銀行>認知症について>)
資料:社説 成年後見の見直し 生活支援に重点を置いて(毎日新聞 2019年4月19日 東京朝刊)
資料:意思決定支援を踏まえた後見事務のガイドライン(仮題) 基本的な考え方 意思決定支援ワーキング・グループ(日本社会福祉士会>権利擁護センター「ぱあとなあ」>)
資料:日常生活自立支援事業(社会福祉法人 兵庫県社会福祉協議会)

7月11日(土)午後2時〜4時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 7月例会
ミニテーマ “with コロナ時代”の過ごし方
参加費:会員 500円、非会員 700円(特別割引)
※「新しい日常生活」対応として@開催時間を短縮しAテーブル間を広げB入口のドアと奥の窓を開けっぱなしにしますC室内での会話中はマスクの着用をお願いしますD飲み物は各自ご持参くださいE当日朝、熱を測って、37.5度以上の方は参加をご遠慮ください。

[報告] コロナウイルス感染拡大防止のため5月例会は開催を中止したので、4か月ぶりの例会でした。参加人数は、コロナ感染に対する不安から大幅に減るだろうと思っていましたが、常連メンバーのほぼ全員が姿を見せ、最終的に13人にもなりました。それだけ、みんな、実際に顔を合わせて話をしたかったのだと思います。

トーク前半の「近況報告」では、「ゴールデンウィーク中に計画していた北海道旅行がキャンセルになった。家でテレビを見ていると憂うつになる。会合に参加して人と会うのは3月以降、今日が初めて」(SKさん)、「地域の公共施設で開催している講座が3月半ばから開催できなくなった。近くの山を週1回、歩いている。ひとりで山歩きするのもいい。友人とはラインでやりとりしている」(Kさん)、「3〜4人でオンライン飲み会をしていて、楽しい」(HYさん)、「新聞の切り抜きが10箱分たまっていたのを、半分整理することができた。友達のなかで読書やガーデニングが趣味の人は退屈せずに外出自粛をエンジョイしている」(SSさん)、「医者から外に出るなと言われたが、近くの大阪城公園にはよく行っている」(TYaさん)、「近所の神社の木像を見ながら散歩した。物事を考える余裕ができた」(植田)、「牧野克次の遺品整理の過程で知りえたことなどをもとに「高峰譲吉物語」を新たに2作品まとめて、インターネットのサイトにアップした」(TMさん)、「行政書士の仕事で在留外国人を対象にした業務も扱っているが、休業支援金や給付金や在留期間更新の問題など、いろいろと大変だった」(TEさん)、「会社の印刷の仕事が学校関係が主なので、この間、いろいろ大変だった」(山本)、「仕事先のホテルが休業になったり、病院も行きにくくなったりするなどして、仕事が減った。まわりで、外出自粛でコロナうつになる人が増えているので、コロナに対する不安やストレスなど心のケアが大切になってきている」(TYu)などの意見が出されました。

後半の「”withコロナ時代”の過ごし方」については、「飲食店関係の仕事なので、先が読めない」(Sさん)、「人と話すなど、楽しいことを続けていきたい」(Mさん)、「積極的に笑ったり、楽しいことを考えるようにする」(TYuさん)、「自己免疫力を高めるしかない。ひとりハイキングを続けて、足腰の衰えを防ぎたい」(Kさん)、「コロナより、今後必ず起きる大地震のほうが怖い」(HY)、「トイレの入り口に消毒液を置いてほしい」(HTさん)、「このコロナをどう考えていけばいいのか。コロナウイルス問題の本質を考える必要があるのではないか」(TEさん)などの意見が出されました。
なお、当日は、感染予防のため、@開催時間を3時間から2時間に短縮しA入口のドアと奥の調理室の窓を開け、換気扇を回して換気をよくし、C座席の椅子・テーブルの間を広くとり、定員(14人)の半分程度にしD会話中はマスクをしE30分おきに「水飲みタイム」を設けて水を飲み、その間に菓子を食べるF飲み物は各自持参とし、菓子も大皿に盛らず、前もって各人に配布する、などの措置をとって行いました。

いつもより30分ほど早めに話し合いを終え、そのあと、時間のある6人は、OMMビル地階の飲食店のうちコロナ対策が十分に行われている店に入って、軽めの夕食をとりながら、さらに1時間ほど、おしゃべりの続きを楽しみました。

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5月10日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止しました)
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 5月例会
ミニテーマ 暮らし上手になろう!
参加費:会員 600円、非会員 800円

3月28日(土)
関西単身けん 春の半日旅 奈良市佐保川の桜並木 お花見(雨天決行)(新型コロナウイルス感染予防のため、中止しました)
集合時間・場所:午前10時半・JR大阪駅1階中央口 鉄道・観光案内所前
佐保川は著名な観光地ではありませんが、総延長5キロに及ぶ奈良市内最大の、隠れた桜の名所として、地元の人には親しまれているようです。
近鉄奈良駅近くで昼食をとったあと、バスで杏南町(からももみなみまち)まで行き、桜並木の南端からスタートして東端の大仏鉄道記念公園を目指し、両岸に延びる1000本を超える桜並木を楽しみます。2時間近く歩きますので、歩きやすい履物・服装でお出かけください。
参加ご希望の方は、3月25日(水)までに、メール、TEL/FAX(06-4980-1128)等で吉田までご連絡ください。(携帯 080-5709-1944)

3月8日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 3月例会
ミニテーマ:病院や介護施設への入院・入所 「身元保証人」 誰に頼れば‥‥
参加費:会員 600円、非会員 800円

[報告] このところ、例会参加者が少ない状態がしばらく続いていましたが、今回はフリートークのミニテーマが”切実テーマ”だったこともあってか、参加者は12人と、久しぶりに10人を超えました。
テーマについての話し合いに入る前に、感染者が増えてきている新型コロナウイルスに関して、@どのような状況で感染するのかAどうすれば感染を防ぐことができるのかB感染しても発症しないように自己免疫力を高めるためにはどのような生活をすればいいのかの3点について吉田のほうから解説し、そのあと、Tさんに買ってきてもらったペーパータオルを使って、手作りマスクの作り方を講習しました。
「身元保証人」については、東京の「単身けん」事務局長の石川由紀さんが2004年に情報センター出版局から出した『なぜか誰も教えない 60歳からの幸せの条件 「家族」にも「蓄え」にも頼らない日常術』の第3章「病気になってもあわてない平素の備え」(同書P92〜P110)のコピーをもとに、みんなで話し合いました。
いつもより早めに話し合いを終え、時間がある7人で、大阪城公園の梅林まで足を延ばして梅見を楽しんできました。紅梅の一部は残っていましたが、9割がたは散ってしまっていたのが残念でした。そのあと、コロナが気になりながらも、JR森ノ宮駅直結の商業施設「VIERRA森ノ宮」の定食屋「やよい軒」に入って、食事をしながら、おしゃべりの続きを楽しみました。
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1月13日(月・祝)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん1月例会
ミニテーマ 一人暮らしを楽しむ秘訣 その1 〜生きがい―心のよりどころをもって生きる〜
参加費:会員 600円、非会員 800円

[報告] 参加者は7人。前半の「近況報告」では、Yさん「近所の神社に初もうでに行き、久しぶりに大吉を引いた」。Sさん「12月は大嘗祭が行われた大嘗宮を見学に行き、また、110年の歴史を閉じた宇高連絡船の最後の連絡船に乗ってきた。お正月は、ねずみ年生まれなので、住吉神社にねずみ詣でをしてきた」。Tさん「年末に親戚の人が脳梗塞で亡くなった。お正月は伏見稲荷にお参りして、大吉のおみくじを引いたのでお賽銭に1万円を投じて家内安全をお祈りしてきた」。Kさん「糖尿病性白内障で視力が弱くなった」。Mさん「元日に難波八坂神社にお参りした。10日は今宮戎にお参りしてきた」。Mさん「年末に森ノ宮でおいしいパン屋さんを見つけた」などが報告されました。
その「おいしいパン屋さん」はなんという名の店なのかをスマホで検索して、ムーラン エ カフェ グウ(Moulins et Cafe gout)であるとの結論に達しました。パンのほかに、生協で売っている、高知県で作られている「ミレービスケット」がおいしい、という話も出て、おおいに盛り上がりました。
フリートークの「生きがい―こころのよりどころ」については、Yさん「こういう会に顔を出して、おしゃべりをすること」。Sさん「一人旅。国内・海外、どちらも楽しい。海外は、スイスなどのヨーロッパや東南アジアなど、20回くらい行っている」。Tさん「自分の能力を高めること。例えば、パソコンのタイピングのスピードランクが上がると、うれしい」。Mさん「脳梗塞を患ってから、それまで好きだった旅行が怖くなった。今は、家でパソコンで映画を見るのが楽しみ。ほかに、月3回、証券会社のセミナーを受講し、月に1〜2回、居合いの稽古をしている」。Mさん「おいしいものを食べることが生きがい」などの意見が出されました。おしゃべりのあと、吉田が自宅で作って持参した「日本でいちばんおいしい焼きプリン」をみんなで堪能しました。
5時すぎに終わったあと、いつものOMMビル地階の店ではなく、今、読んでいる本『人気飲チェーンの本当のスゴさがわかる本』(稲田俊輔著、扶桑社新書)で絶賛されている「サイゼリヤ」が近くにあるかどうかスマホで調べてもらって、歩いていける範囲にOBPビル店と京橋店があることがわかり、5人で、15分ほど歩いてOBPビルの店に行き、おいしいものを食べながら、おしゃべりの続きを楽しみました。サイゼリアのイタリアンプリン249円もおいしかったです)^o^(

【2019年(平成31/令和元年)】
12月8日(日)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 恒例
年末お楽しみ食事会
参加費:会員 1,200円、非会員 1,500円

単身けん食事会

[報告] 「お楽しみ食事会」の参加者は、食事会には毎年必ず参加されていたKさん、Sさん、Tさんが欠席でしたが、最終的に13人になり、吉田が3日がかりで作って家から運んだ料理9品とお鍋2杯分のおでんを心ゆくまで堪能しました。
今年の献立は、ごぼうのハンバーグ、焼きねぎとまぐろのうま煮、オイスターいり鶏、かぼちゃのスープ、さつまいもの茶巾絞りの5品が今年の新メニュー。そして、ごぼうと鶏肉のごまみそ煮、小松菜と厚揚げのオイスターソース炒め、さつまいものいとこ煮、春菊と鶏ささ身のサラダの4品が毎年の定番メニューという組み合わせでした。
例年、料理の多くを最初からテーブルに並べていましたが、今年は、最初に4品を出し、後半に残りの料理5品とおでん出すようにしました。また、食事会で提供した料理のうち8品の材料と作り方の手順を詳しく書いた進行表をコピーしたものを配って、料理についての簡単な説明も行いました。
食事をしながら、「今年はどんな1年だったか」を語ってもらいましたが、車いすでの参加のHさん「引っ越しをしたが、引っ越し先には訪問診療してもらえる医者がいる病院の近くを選んだ」。
Iさん「相変わらず孫の世話に時間をとられ、自分の時間がない」。
Yさん「いま住んでいる東大阪市はラグビーワールドカップの期間中、バルが開催されていたので、いろんな飲食店に行って、楽しんだ」。
Sさん「仕事を辞めたあと、のんきに生きている。月に1〜2回、バス旅行を楽しみ、週4回、習い事をしている。年金は自分で自由に使っていこうと思っているので、節約などには興味がない」。
Tさん「足を骨折して、そのあと、歩くことができすに、家事や通院で2か月間、大変だった」。
Aさん「いま住んでいる地域で話し合える人がいない。地域では話し合うことが難しい。その点、単身けんはあとくされがないので、自由に話すことができる」。
Mさん「単身けんは私にとってはとても貴重な場なので、ずっと続けてほしい」。
Kさん「バイクに乗っていて自転車に追突する事故を起こし、そのあといろいろ大変だった」。
吉田「2階から階段を降りているときに、かなり上のところから真っ逆さまに落ちかけて、すんでのところで助かったが、一つ間違えば大変なことになっていた」などの話が出ました。
5時ギリギリまで食事会を楽しんだ後、MaさんとMiさん以外はそのまま帰るというので、MaさんとMiさんと吉田の3人だけでOMM地階のサンマルクカフェに入って、7時の閉店間際までおしゃべりの続きを楽しみました。

資料:食事会献立8品進行表

11月10日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 11月例会
ミニテーマ 暮らし上手になろう! 〜経済編〜 収入・年金減額時代に備える 私の生活費節約術
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告] 参加者は前回よりさらに少ない4人に。単身けんもそろそろ「仕舞い時」かもしれません。
「近況報告」では、「自転車に乗っていて、こけた」(Mさん)。「相変わらずの病院通いが続いている。そろそろ家の中を片付けないといけないのはわかっているが、手付かずのままだ」(Tさん)。「東大阪では2019ラグビーワールドカップの期間中「ラグビーバル」が開催され、東大阪中の飲食店が500円均一のバルメニューを提供していて、景品ももらえたりしたので、いろんな店に立ち寄って楽しんだ」(Yさん)。
フリートーク(ミニテーマ:私の節約術)では、「20年間乗っていた車を手放した。車検や税金・修理代などもろもろで2年間で30万円ほどかかっていたので、かなり節約できたことになる」(Mさん)。「以前に比べたら、夜、飲みに行く回数を減らしている。昼食も外食ではなく、お弁当を作ってもっていくようにしている」(YMさん)。「最近は、外でものを買うことがほとんどなくなった」(田久呂)。「日持ちのするものは、スーパーのチラシの特売情報を見比べて一番安い店で買うようにしている。できれば、ポイント2倍とか5倍の日に買うようにしている」(YK)などが出されました。
5時前に終わったあと、男性2人だけで、OMMビル地階のシャポールージュに行き、1時間半ほどおしゃべりをして帰りました。

9月8日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 9月例会
ミニテーマ 暮らし上手になろう! 〜食事編〜 健康で長生きするための食事法
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告] 当日朝に2人から欠席連絡があり、出席者はわずか5人というさびしい例会になりました。
「近況報告」では、「オーストラリアのエアーズロック(正式名称はウルル)が、今年10月26日から観光客向けの登山が禁止されるというので、それまでに登っておきたいと夏休みに1週間、オーストラリアに行ってきた」(Sさん)。「新しくできた尼崎城に行ってきた」(Yさん)。「5月に足の骨を折って、そのあと、大変だったが、溝口健二監督の内弟子助監督の口述筆記をしていた宮嶋八蔵さん(溝口健二監督の内弟子助監督)が亡くなったあとの遺品整理が続いていて、その中に宮嶋さんの妻方の祖父にあたる画家・牧野克次さんにかかわる遺品は、いずれも貴重なものばかりで、高峰譲吉に関するものなど、図書館に通って関係文書を調べている」(Tさん)。「お盆休みに海外旅行に出かけた友人に頼まれて、植木の水やりを10日間ほどさせられた」(Mさん)。
フリートークの「健康で長生きするための食事法」では、最初に吉田から資料の解説を行う。そのあと、各自が、「普段の食事で気をつけていること」について発言。「バランスのとれた食事を心がけている」(Sさん)。「野菜を多くとるように気をつけている」(Yさん)。「キャベツ、にんじん、きゅうりのせん切りをまとめてつくって、袋に入れて保存し、いろんな料理に使うようにしている。また、みそ汁や納豆などの日本の発酵食品を毎日食べるようにしている」(Tさん)、など。
5時前に終了した後、OMMビル地階の飲食店でのアフタートークには3人だけが残り、7時前まで2時間ほどおしゃべりの続きをしました。

資料:命の鎖―40の必須栄養素/成人病(生活習慣病)予防に特に重要な栄養素/玄米と精白米の栄養比較
資料:吉田流 健康な体をつくるための基本的な食事
関連記事:宮嶋八蔵 日本映画四方山話

7月14日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 7月例会
ミニテーマ 暮らし上手になろう! 〜睡眠編〜 深い眠りとさわやかな目覚めのためのひと工夫
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告] 参加者は、直前になって、常連出席者からの欠席連絡が続きましたが、久しぶりにYaさんやTaさんが参加され、、総勢8人になりました。
フリートーク前の恒例の「近況報告」では、一人目のUさんが最近代理店を始めたという、両手のひらで1分間はさむだけで測ることができるカード型の「小型携帯用電話伝送心電計 カードガード」を持ち出して説明され、そのあと、参加者に順に機器を回して測ることになり、みなさん興味津々でしたが、それだけで1時間近くかかってしまいました。
そのあと、Toさんからは、大阪でもっとも早く取り組んで運営されている「サービス付き高齢者住宅(サ高住)」の現状について、サ高住は厚労省と国交省(耐震性など建物関係)の2つの役所の管轄なので、各種手続きなど書類を書くだけでも大変だが、なんとかがんばっている、とのこと。そんなToさんが「でも、やっぱり自宅で暮らすのがいちばん」と話されたことが深く印象に残りました。
ほかに、Toさんの友人のMさん「社労士と行政書士をしていて、ずっと仕事が忙しい。いずれ、辞め時を考えなければいけないが、まだ当分は働いていたいと思う。仕事以外では、ベランダで草花を育てることを楽しんでいる」。
Yaさん「働いているところが経営が苦しい状態が続いていたが、最近、新規事業がうまくいっているみたいで、仕事が忙しくなってきている。私生活では、住んでいる東大阪の地元の催し物(バザー)に行ったりしている」。
Taさん「昨年11月の初めに、おなかの具合が悪くなって病院に行ったら、がんの再発・転移を告げられ、年末・年始にかけて入院し、現在は抗がん剤治療を受けている。副作用で苦しいときもある。担当の医師に「あとどれくらい生きられるんですか」と聞いても教えてくれない」。
Iさん「孫(下が3歳)守りが長く続いて、大変。ベビーシッター代わりにこき使われている。先日、やっと「もうイヤだー」と叫んだ。あと何年もあるわけではないので、そろそろ、自分のことを優先させ、長年思い続けてきた「田舎暮らし」に本格的に取り組み、実行したいので、行動を起こし、「播磨地域合同移住相談会」の「兵庫県西播磨暮らし出張相談」などに参加して情報を集めている」。
Mさん「最近、歯医者に通って、歯を治療した。肩が痛いので、医者に行くと「6か月ほおっていたら直る」と言われたので、整骨院に通っている。毎年作っている山椒の有馬煮を今年も作った」。

さて、肝心の「睡眠問題」ですが、まず最初に、参加者全員に「睡眠に関して、最近困っていること、悩んでいること」について尋ねると、7人のうち4人が「夜中にトイレに目が覚めてしまう」という答えでしたが、さらに質問して、「夜中に何回くらいトイレに行きますか」と聞くと、「夜中にトイレに目が覚める」と答えた4人全員が「だいたい1回」で、残りの4人は「夜中にトイレに行くことはとほとんどない」ということでした。
睡眠に関するそのほかの悩みでは、「お昼、仕事中眠たくなる」、「夕食のあと、眠くなって横になり、2〜3時間寝てしまい、気が付くと夜中になっている」などがありました。
次に、「ぐっすり寝るためや、すっきり目覚めるために工夫していることは」という質問に対しては、「朝、目が覚めたあと、布団の中で30分ほど体を動かしてから起きるようにしている」、「ラジオをつけて聞きながら寝ると、知らないまに寝てしまっている」、「インドの線香(棒状)をたいて寝ると、ぐっすり気持ちよく眠ることができる。堺筋本町にある船場センタービル2号館1階にあるインド食料雑貨「バシーンインターナショナル」というお店で安く買うことができる。いろいろな香りがあるので、いろいろ買ってみて、気に入ったのがあれば、その包装紙を次に買うときに持っていけばいい」など、いろいろ役に立つ話が出されました。
5時前に終了した後、5人が、OMMビル地階のいつもの店に行って、食事をしながら、6時過ぎまでおしゃべりの続きを楽しみました。

資料:朝が変わる!寝る前のちょこっと習慣沢井製薬 サワイ健康推進課>月間テーマ 朝が変わる!寝る前のちょこっと習慣 2014年3月から作成)
資料:良質な睡眠のための行動5選CHINTAI情報局>美容>良質な睡眠のための行動5選とスッキリ目覚めるためのストレッチを紹介! 2018/09/04から作成)

5月12日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 5月例会
ミニテーマ 暮らし上手になろう! 〜洗い物(衣類・食器)編〜              レジュメ
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告] 前夜、例会にほぼ毎回参加されているTさんから「右足を2か所骨折してしまって治療中にて、残念ですが欠席させていただきます」との連絡があり、例会参加者は、遅れて参加したIさんも入れてわずか6人でした。
参加者による近況報告のあと、吉田が最近情報を仕入れたばかりの尿漏れ・尿失禁対策に有効な「肛門筋鍛え体操」の模範演技を行いました。
フリートークのミニテーマは「生活上手になろう 〜洗い物編〜」。
まず、参加者がひとりずつ普段行っている工夫を披露。
「衣類の洗濯は洗濯機が壊れてから、下着は毎日、入浴時についでに洗っている。風呂場で洗いにくい厚手のものはコインランドリーを利用しているが、とても便利で、重宝している」(Mさん)。
「柔軟剤は生地が傷むので柔軟剤入りの洗剤は使わないようにしている」(Uさん、Mさん)。
「外出先の飲食店などで衣服に食べ物をこぼしたときは、湯などで濡らしたタオルで汚れをぬぐったあと、衣服が乾かないようして家に持ち帰って、洗剤で洗い直す。途中で衣服が乾くとシミが落ちにくくなる」(Uさん)
「台所のシンクやのバスタブのステンレスには目があるので、目にそって磨くときれいになるが、目に逆らって力を入れるとキズがつく」(Uさん)。
「トイレの便座の内側の汚れは、汚れに直接クレンザーをつけ、ラップフィルムで包んだ手でこするときれいに落ちる」(Sさん)、などなど。
Uさんはハウスクリーニング業が本職なだけあって、専門的な知識をいろいろ披露してくれました。
そのあと、吉田が用意したレジュメをもとに洗い物に関するミニ知識をおさらいしたあと、「水ハネしない食器の洗い方」の実演を行いました。
終了後、Yさんから「今日は、これまで知らなかったことをたくさん教えてもらって、参加して本当によかった」との感想が出され、Sさんからも同様の感想がありました。
帰宅後、今日の例会に参加できなかったTさんから、「YさんとSさんから「今日は目からうろこの話をたくさん教えてもらって、よかったわよ」との例会報告を兼ねたお見舞いの電話をいただき、うれしかったです」との連絡をいただきました。

3月30日(土)
関西単身けん 春の半日旅 大阪西区土佐稲荷 お花見(雨天決行)
集合時間・場所:午後1時半・地下鉄長堀鶴見緑地線「西長堀」駅 東改札口
土佐藩屋敷のあとにあり、大阪城公園と並ぶ桜の名所として江戸時代から知られる土佐稲荷神社で1時間ほどお花見をしたあと、公園で休憩し、そのあと、近くの喫茶店に移動して、ゆっくりおしゃべりを楽しみます。

[報告] 今年のお花見は、例会常連参加者のMさんの推薦で、大阪市西区西長堀にある土佐稲荷神社に。周辺は江戸時代に土佐藩の蔵屋敷が建ち並んでいたところで、江戸時代から桜の名所として知られていたとか。今年の桜は例年より早いという予報を受けて3月末の花見を計画しましたが、3月下旬に寒い日が続いて、桜前線は停滞のまま。大阪はやっと3月27日に「開花」宣言。
当日は、午後からあいにくの雨でした。参加予定の6人のうち、1人はなんと日時を間違えて不参加。土佐稲荷神社は駅のすぐ近くにあり、桜は、半分ほどが3〜5分咲き。あとの半分はやっと咲きかかったばかり。桜は、境内と隣接する公園にあわせて100本ほどということで、思ったよりも小規模でしたが、コンパクトにまとまっていて、全部満開になれば、けっこう見応えになるものと思われました。Tさんがシートを用意してきてくれていましたが、あいにくの雨で、腰をおろしてゆっくり花を眺めるということはできずに、境内と公園をぐるりと一回りしたあと、近くの喫茶店に場所を移して、そこで4時すぎまでおしゃべりをしました。
喫茶店はネットで調べておいた「ことり」という店で、カウンター席を入れても20席ほどのこぢんまりとした“純喫茶”。現店主は16年前からでしたが、店自体は50年ほど前にできた店ということで、テーブル席は小学校の椅子みたいなレトロなもので、しばし昭和の気分にひたることができました。
土佐稲荷神社お花見

土佐稲荷神社お花見

(上)境内には屋台が立ち並び、参道には献灯が吊り下げられていて、夜間はライトアップもされ、夜桜でも有名とか。
(下)すでに8分咲きという木が1本だけあったので、その下で記念の写真を撮りました。




3月10日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 3月例会
フリートーク ミニテーマ 今年こそ本気で“断捨離” 上手にモノを整理し、捨てることを始める!
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告] 1月例会でIさんとYMさんのお2人が今年の目標に断捨離をあげていたので、3月例会のテーマにしました。これまで断捨離がテーマのときは参加者が多かったので、今回もと思っていたら、今回の参加者は最終的にわずか5人。そして、肝心のIさんもYMさんもともに欠席。
近況報告のあと断捨離について話し合いましたが、MさんとAさんは「断捨離には興味がない」、YNさんも「とくに断捨離する気はない」と5人のうち3人までが無関心。かろうじてTさんは「興味があるが、口述筆記をしていた助監督の遺品の整理の後始末と母親の介護でそれどころではなく、数年前の引っ越しのときの段ボールがそのまま手付かずのまま」、とのことだった。
最後に、吉田のほうから、用意した新聞記事の説明と、自室の机回りの片づけで重宝しているコンパクト整理ボックスの説明をしました。
例会終了後、全員で、大阪城本丸の旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)を改修して2017年10月にオープンした複合施設「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」2階の、モダンにアレンジしたイタリア料理を食べさせる「crossfield」という店に行き、とても贅沢な雰囲気の中で、おしゃれなイタリア料理を囲みながら、おしゃべりの続きを楽しみました。

資料:すっきり 断捨離の極意/40年分を整理 思い出は心に/あなたの断捨離術は?(「朝日新聞」2019年1月13日「読者会議 with」
資料:人生の整理 身軽に快適に/気が向けば処分 年100`/終活してますか?(「朝日新聞」2017年7月9日「読者会議 with 「終活」)
資料:エルピス収納ボックス

1月13日(日)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 新年お食事会
フリートーク ミニテーマ 今年の目標 今年1年をこんな年にしたい
参加費:会員 800円、非会員 1,000円

単身けん食事会

[報告] 昨年12月の年末食事会に続いての新年食事会。参加者は12人。吉田が3日がかりで作った手作り料理8品とおでんを楽しくいただきました。前回参加できなかったATさんとSさんも参加されていて、よかったです。
年末年始の近況報告のあとのフリートークのテーマは「今年の目標。今年1年をこんな年にしたい」。
主な発言を記すると、YMさん「断捨離をして、家の中を片付けたい」。Iさん「私も、断捨離。知り合いの家がごみ屋敷になっている」。TMさん「ビデオカメラで撮った映像をパソコン編集する技術を向上させたい」。YTさん「週4回ほど、地域のいろいろな会に参加しているので、今年は現状維持でいい」。Kさん「今まで続けてきていた診療所(鍼灸整骨院)を今年中に閉じたい」。AMさん「25歳のときにかかった鍼治療が原因でC型肝炎になり、それから50年間ずっと苦しめられてきた。年齢が年齢だから、今さら何かをしようと思わない」。TYさん「カードヒーリングやストレススキャナーなどスピリチュアルな分野で忙しくなっている。これからもワクワクすることを増やしていきたい」。ATさん「昨年、乳腺がんが見つかったので、今年は特に健康管理に努めたい」。Mさん「去年、仕事を辞めたので、今は楽やなあ〜と思う。去年、友人が80歳で孤独死した。今は、特に何をしたいわけではない」。
5時に片づけを終えたあと、男性3人だけでいつもの店に行き、2時間近く、おしゃべりの続きを楽しみました。

【2018年(平成30年)】
12月8日(土)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 恒例
年末お楽しみ 食事会
参加費:会員 1,000円、非会員 1,200円

単身けん食事会

[報告] 昨年12月の食事会は出席者が11人と少なく、料理がたくさん残ってしまい、おでんなどの一部を持ち帰ることになってしまったので、今回は去年よりはやや少なめに、それでも、3日がかりで作った鍋2杯分のおでんと、鶏肉とごぼうのごまみそ煮、しいたけの肉詰め、さつまいものいとこ煮などの手作り料理8品をそれぞれ10〜12人分ずつ用意して、背中のリュックに11kg、両手の紙袋に合わせて13kgを持って、ドーンセンターまで運んでいきました。
参加者は、遅れて参加された方も含めて最終的に16人を数え、今年も少しは残るかなと思っていた料理は、おでんも含めてすっかりなくなってしまい、とてもうれしい誤算になりました。参加された方は、次から次へとテーブルに並べられる料理を心ゆくまで堪能し、「すべて、からだにやさしい料理で、とてもおいしかった」「今年も参加できて、ほんとうによかった」などと話されました。
途中から、「今年はどんな年でしたか」というテーマで一人ずつ話してもらいましたが、トップのKさんは「今年は最悪の年だった。格安航空の旅でエコノミー症候群がもとで腰椎すべり症になり、まだ完治していない。また、バイクで事故を起こして賠償費用の支払いが続いている」との告白。
TDさんは「母の認知症とつきあって18年。グループホームに入っているが、介護の現場はとても厳しく、介護するほうもされるほうも大変になってきている」、Yさんは「できるだけ地域のお役に立ちたいと思っているので、いろんなところに顔を出すようにしている」、TMさんは「好きなことをしながら生きていきたいと思ってきたので、今年もいろいろ新しいことに挑戦して、充実した1年だった」などと話されました。
そのほかに、「単身けんは、毎回、興味深いテーマで開催され、他の参加者からいろいろ役に立つ情報や参考になる生き方を聞くことができるので、これからも、できるだけ参加するようにしたい」という声が何人かからあがりました。
5時前に片づけを終え、OMMビルの地階の「しゃぽーるーじゅ」に移動し、7人が残って、7時半すぎまでおしゃべりの続きをしました。

11月11日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 11月例会
ミニテーマ
“ひとり力”を磨く 〜快適なひとりライフを送るために〜
参加費:会員 500円、非会員 700円

〔報告〕高齢単身者の増加を背景に、新聞などで「ひとり力(ひとりで生きていくための力)」に関する記事が増えていて、先日、東京から送られてきた「単身けんニュース」にも「週刊朝日」9月号に掲載された「人生100年時代は「ひとり力」で老後を生き抜く!!」の記事のコピーが同封されていました。
それらの記事をみんなで輪読しながら、意見を述べ合いました。
「単身けん」に参加されている人は、もともと「ひとり力」が備わっている人が多いので、これからも(家族以外の)友人を大切にし、自分で地域の支え合いに関する情報を集めていくことの重要性を再確認しました。

資料:65歳超の単身世帯は年々増加、いずれあなたも… 人生100年時代は「ひとり力」で老後を生き抜く!!(「週刊朝日」2018年9月7日号)
資料:話し合いで納得の最後を/終末期医療の意思決定/「リビングウィル」/一歩進めてACP/1人暮らしを意識(「産經新聞」2018年10月19日「医療・シニア」欄)
資料:中高年男性、孤独リスク/たばこ・肥満より悪影響 会社以外で関係築けず/「頼れる友人いる」19%どまり 老後「コネ」「ネタ」必要(「日本経済新聞」2018年9月14日夕刊「生活」欄)
資料:「おひとり力」鍛えよう/過度な依存より多くの絆を/50歳以上の16%が単身/「夫も妻も自立」が定着(「日本経済新聞」2018年2月15日夕刊「セカンドステージ」欄)

9月9日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 9月例会
ミニテーマ
サービス付き高齢者住宅(サ高住)を中心に、高齢者の安心・安全な住まい方について考える
参加費:会員 500円、非会員 700円

〔報告〕テーマにひかれてか、久しぶりに参加の方も含めて11人が参加。
最初に、インターネットから得た情報をもとに作製した資料を配って、吉田のほうから、「高齢者向け住宅の種類」、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と他の高齢者住宅との違い」、「サ高住を選ぶメリットとデメリット」などについて簡単にレクチャー。
続いて、関西単身けんの古くからのメンバーで、6年前から羽曳野市で「サンローズ」というサービス付き高齢者向け住宅を運営されている殿浦さんに、サ高住を中心に、高齢者向け住宅の現状と課題、高齢者住宅の賢い選び方などについてご報告いただき、そのあと、参加者からのいろんな質問にお答えいただきました。
サ高住とは、60歳以上の要支援者・要介護者が入居することができて、居住者の安否確認や生活相談などの生活支援サービスが提供される高齢者向け有料賃貸住宅のことで、他の高齢者向け住宅に比べてサ高住のよいところは、自由度が高いことと、費用が安いことなどがあげられる。
ちなみに、殿浦さんが運営されている「サンローズ」の場合、入居時に必要な費用は敷金16万円だけで、礼金や入居一時金は不要。月額の費用は家賃4万2千円〜5万円、食費4万2千円のほかに生活支援費、共益費を入れて10万5千円〜11万3千円。
また、介護レベルが高くなったり、認知症になったりすると退去を迫られたりする施設もあるが、「サンローズ」はずっと住み続けられ、「サンローズ」で最後を迎えられる方もいるとのこと。
参加者との話し合いのなかで、殿浦さんからは「急いで決めなくても、サ高住にもいろいろあるので、他の施設も含めて、皆さんがお住いの地域で、どのような高齢者施設があり、どのような条件で、どのようなサービスが提供されているのかを日ごろからよく調べておくことが大切。そのうえで、どうするかは、その時になって考えればいい」とのアドバイスをいただきました。
参加者からは、「高齢者向け住宅について関心はあったが、サ高住については詳しく知らなかったので、今日は、とても勉強になった。」「参加して、よかった」などの声が多く寄せられました。

近況報告では、8月の猛暑や台風(強風)のほか、急病やケガの話などが出されました。

資料:サービス付き高齢者向け住宅みんなの介護>よくわかる介護ガイド>老人ホームの種類と特徴>よくわかる!サービス付き高齢者向け住宅のすべてから引用)
資料:高齢者住宅の主な種類株式会社シノケンウェルネス>サービス付き高齢者向け住宅>高齢者住宅の主な種類から引用)
資料:サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)を選ぶメリットとデメリットイリーゼ>記事一覧>サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)を選ぶメリットとデメリットから作成)
資料:サービス付き高齢者向け住宅 サンローズ パンフレット

7月8日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 7月例会
ミニテーマ 地域で安心して暮らし続けるために 地域包括支援センターを活用しよう
参加費:会員 500円、非会員 700円

〔報告〕参加者は10人。前半の近況報告では、茨木市のAさんから事前に「地震の後片付けのため欠席させていただきます」という連絡をもらっていたこともあり、先日の6月18日の大阪北部地震と、ここ数日の豪雨災害とについて話し合いました。
地震については、大阪市、東大阪市、交野市、高槻市、尼崎市など住んでいる地域やその地域の地盤の強弱によって建物の揺れなどはかなり違ったが、総じて「阪神・淡路大震災のときよりはマシだった」ということでした。
豪雨被害については、今回参加された方がお住いの地域は大丈夫だったが、広島・岡山・愛媛など広範囲にわたる被害の大きさにただただ驚くばかりでした。
今後の備えについては、「家具などはしっかり固定する」「居間や寝室に倒れるおそれのあるタンスや本棚を置かないようにする」「自分が住んでいる自治体が発行している防災(地震・水害)マップを見て、自分が住んでいる場所の安全性(危険性)を確かめ、避難場所や経路を確かめる」という意見に対して、「何が起こるかわからないので、あきらめている」という意見も出されました。
後半の「地域包括支援センター」については、事前に吉田が住居地(尼崎市)の地域包括支援センターを訪ねて手に入れた冊子などをもとに、地域包括支援センターとはそもそもいったいどういうところなのか、何をしてくれるところなのかなどについて簡単に説明したあと、みんなで「高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくためにはどんなことが必要か」について話し合い、「ボランティア活動や生涯学習などの地域の催物・行事に積極的に参加するなかで、地域に友人を増やしていく」「自分が住んでいる地域の喫茶店などを利用することで、お店の人や常連客に顔を覚えてもらう」「大阪ガスなどが行っている有料の「見守りサービス」などを利用する」「新聞の集金の年配女性に親しく話しかけ、地域の情報を得るようにしている」などの意見が出されました。
5時前に片づけを終え、OMMビル地階の飲食店には男性4人と紅一点のAさんの5名が残って、おしゃべりの続きを楽しみました。

資料:身近な地域の相談窓口 地域包括支援センター をご存知ですか?
資料:地域包括支援センターは 住み慣れた地域で安心して生活を継続できるように支援を行っています(尼崎市健康福祉局福祉部介護保険事業担当課発行「新しくなった いきいき介護保険」平成30年度版)

5月13日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 5月例会
ミニテーマ 高齢期を、毎日、元気に、明るく過ごす方法
参加費:会員 500円、非会員 700円

〔報告〕大雨のせいもあってか、参加者は7人。吉田が最近作成した「いきいき長寿度チェックシート」に記入してもらったあと、40分ほど解説し、そのあと各自、最近の健康状態を報告し、これから特に気をつけていきたいことについて話し合いました。単身けんの例会に出て、人と話し合ったりすることも大切という意見も出されました。

資料:いきいき長寿度チェックシート(自己診断スケール)
資料:体の健康・心の健康 病気にならない体づくりの仕組み〜健康で長生きするために〜
資料:命の鎖ー40の必須栄養素/成人病(生活習慣病)予防に特に重要な栄養素/玄米と精白米の栄養比較
資料:吉田流 健康な体をつくるための基本的な食事
資料:健康で長生きするための 手軽にできるカンタン体ほぐし体操 レジュメ

3月31日(土)
関西単身けん 春の日帰り旅 和歌山城 & 高野口公園 お花見(雨天決行)
集合時間・場所:午前9時・JR大阪駅コンコース中央 鉄道・観光案内所前
おおまかな旅程 09:25 JR大阪駅出発→09:47南海新今宮駅(特急サザン)→10:44和歌山市駅。そこから和歌山城まで歩き、1時間ほど城内で花見をしたあと、JR和歌山線で高野口駅近くの高野口公園でも花見をして、JR橋本駅で南海高野線に乗り換えて、大阪に帰ってきます。途中で、少しだけバスに乗ります。昼食はJR和歌山駅近辺でとります。
交通費:合計2,780円

〔報告〕参加者は6人。行きの電車で、JR環状線の新今宮駅で南海線の和歌山行特急「サザン」に乗り換えようとしたところ、人身事故発生で全線が運行停止で「現在、回復のめどはたっておりません」とのアナウンス。南海線はあきらめてJRに戻り、和歌山行の快速で和歌山駅に予定より1時間ほど遅れて到着しました。
今年の桜の開花は全国的に異常に早く、和歌山市は高知市に次いで全国で2番目の17日に開花宣言し、27日に「満開」になっていましたが、開花宣言したあとずっとお天気がよくて、花散らしの雨も嵐もなかったので、桜は満開状態を保っていて、気温も朝こそ10度を下回って日陰は風が冷たく感じられましたが、日中は20度を超え、絶好のお花見日和でした。
和歌山城で城内の桜を堪能したあと、城内にある小さな動物園でウサギ、ヤギ、クマ、クジャク、シカ、ポニー、ペンギンなど小動物の檻をひとつずつ観察しながらのんびりしていたら、時間が足らなくなって、和歌山駅近くの居酒屋でランチを食べる予定を急きょ変更。駅でコンビニ弁当を買って、王寺行のJR和歌山線の列車の中で食べるはめになりました。その列車も、普段はそんなに混んでいないはずが、花見客だけでなく、高校生のほかに、和歌山城から高野山をめざす「青春18きっぷ」利用の中高年男女、外国人などで大混雑で、食事をするのも大変でした。
高野口公園の桜も満開で、小山のてっぺんを目指して急な階段を登っていきましたが、山頂付近の桜をめでたあと、階段を下りる途中で、山腹の横に延びるなだらかな坂道に沿って提灯が吊り下げられていて、その先に延々と桜並木が連なっていて、和歌山城と同じ数の500本のソメイヨシノは主にそちらのほうにあることに気づいたのものの、時間的な余裕がすでになく、後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。
少人数でしたがお天気に恵まれ、和歌山城も高野口公園も桜は満開。大満足のお花見旅でした。

和歌山城お花見 和歌山城お花見

和歌山城お花見
(上)和歌山城 (下)高野口公園

3月11日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 3月例会
ミニテーマ 私のお気に入りの場所
参加費:会員 500円、非会員 700円

〔報告〕参加者は10人。前半の近況報告では、
「仕事、学校、ボランティアなどで忙しくしている」
「年末に仕事をやめたので、本格的に地域のボランティアに参加することにし、手始めに「まちかど保健室」で週2日お手伝いしている」
「口述筆記のボランティアを長くやってきたが、その過程で出てきた歴史的に貴重な資料を大学に寄贈するための整理をしているが、遺族の一部から身勝手な要求が出されて困っている」
「1年間の自治会の当番が終わって、ホッとしている」
「マンションで桜を植えた」
「病院の検査・検査で大変だった」
「生まれて初めて歯周病の治療で大変だった」
「ここ数日、確定申告と車検の手続きで大変だった」
「最近の株安と円高で将来が不安」
などの話が出されたました。
後半のミニテーマ「私のお気に入りの場所」では、「美術館」「図書館」「行きつけの喫茶店」「家の近くの川の土手」などを挙げた人もいましたが、ほとんどの人が「自宅がいちばん」と答えられました。
シングルにとって、だれの目も気にせずに、のんびりと自由気ままに過ごせるところということで、やはり自宅がいちばんなのでしょう。

1月14日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 新年お食事会
フリートーク ミニテーマ 今年の目標 今年1年をこんな年にしたい
参加費:会員 800円、非会員 1,000円

単身けん食事会

[報告]前回、1月例会は、昨年12月の年末お楽しみ食事会が土曜日の開催だったこともあって参加者が少なかったので、新年お食事会として開催。より多くの参加者を期待しましたが、気を利かして欠席された方もあってか、参加者は8人と、食事会としては最少記録となりました。
前半の近況報告のあと、後半は「今年の目標」として「今年1年をこんな年にしたい」ということを紙に書いてもらい、その後、簡単に発表してもらいました。「断捨離を始める」「仕事を抱え込まない」「地域活動に担い手として参加する」「体重を減らす」などと書かれた用紙は、今年12月のお食事会で当人に返却して、1年を振り返っていただくつもりです。

【2017年(平成29年)】
12月9日(土)午後1時〜5時/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 恒例
年末お楽しみ 食事会
参加費:会員 1,000円、非会員 1,200円

単身けん食事会

[報告]事前に参加のご連絡をいただいた方も多く、鍋2杯分のおでんと、牛肉とれんこんの炒め煮、鶏肉とごぼうのごまみそ煮、鶏胸肉とブロッコリーのにんにく炒めなどの手作り料理8品をそれぞれ10人分ほどずつ用意したのですが、直前の欠席連絡と連絡なしの欠席が相次いで、土曜日の開催だったこともあり、最終的な参加者は11人と、食事会としてはこれまでの最少人数になりました。
参加された方は、今年1年の出来事と来年の抱負を語り合いながら、次から次へとテーブルに並べられる山ほどの料理を心ゆくまで堪能しましたが、それでもかなりの分量が残ってしまい、吉田が再びリュックに背負って家に持ち帰る羽目になりました(/_;)
5時を回って片づけを終えたあと、OMMビル地階のサンマルクでお茶を飲むことにして、用事で帰宅を急いだTさんを除く10人が残って、8時半の閉店まで3時間ほど話し込みました。

11月11日(土)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 11月例会
ミニテーマ 好きな作家と作品を熱く語る
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告]土曜日の開催だったせいか、欠席の連絡が相次いで、参加者はわずか7人でした。
前半の近況報告では、10月22日に兵庫県西部を襲った大型台風について話し合ったあと、各自の話となり、毎度のことながら、脊椎管狭窄、高血圧、痔、ぎっくり腰など体調不良に関する話が多く出されました。
ミニテーマの「好きな作家と作品」に入る前に、11月5日の朝日新聞の社説にも取り上げられた大手出版社の社長が図書館関係者が集まる会合で「公共図書館は文庫本を貸し出さないで欲しい」と発言したことについて意見交換。「最近、本ははほとんど図書館で借りて読むようになっているが、人気の本は図書館でも少しお金をとってもいいのでは」という意見も出されました。
各自の報告では、以下のような意見が出されました。
MSさん「子どものころ先生に無理に読まされた本がとても暗くて、面白くないものだったので、読書が好きになれなかった。映画は大好きで、最近はケーブルテレビでアメリカ映画をよく観ている」。
Iさん「孫育てに振り回されて、本を読む時間がない」。
Aさん「普段ほとんど本を読まないが、今回のために、書店でタイトルを見て、橋本治の「バカになったか日本人」という本を買って読んだ」とA4用紙2枚にびっしりと感想などを書いたものを用意。
MHさん「普段本は読まないが、今日のために「まちかどライブラリー」で3冊選んで、読んでみた。世の中には本をたくさん読む人と、まったく読まない人とがいるが、そういう人では人生はどう違うのだろうか」。
Yさん「これまで女性作家の恋愛ものなど軽く読めるものを中心に読んできたが、最近、男性作家のものも読みはじめた」。
Tさん「最近は、時間があれば本を読むので、年間100冊ほどになる。小説やエッセイを中心にジャンルは問わないが女性の時代小説に好きな作家が多い。知らない作家でもとりあえず1冊読んでみて、よければ続けて何冊か読む」。
吉田は、学生時代からの読書傾向をA4用紙1枚にまとめて皆さんに配布。「歳とともに好きな作家が変わってきているが、ここ数年は肩の凝らない推理小説が多くなってきている」。
ほかに、「村上春樹のよさがわからない。最後まで読まずに、途中であきらめった作品もある」「最近の宮部みゆきは難しい」などの感想が何人かから出されました。
各自5〜10分の持ち時間でしゃべることにしていて、4時前に一順しましたが、そのあとは、参加者7人うち4人までが、普段、本はほとんど読まないという人だったので、あまり盛り上がらすにお開きとなりました。
資料:名著ふたたび 混迷の時代だからころ(朝日新聞2017年11月5日 第2社説)

9月10日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 9月例会
ミニテーマ 記憶に残る旅の思い出
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告]少し遅れてきたSさんとUさんを入れて10人が参加。ミニテーマは「記憶に残る旅」。
前半の近況報告では、「たった今、英検3級の試験を受けてきたばかり」、「今、働いている会社の経営状態がよくなく、いつ解雇されるかわからないので、終活ではなく、就活が喫緊の課題」、「マイナンバーカードを作成しないままにしていたが、それでいいのかどうか迷っている。みんなはどうしているか知りたい」などの意見が出されました。
「旅の思い出」については、奈良公園など、近場の日帰り旅を楽しんでいる人もいれば、時折、海外旅行を楽しむ人もいました。看護学校の同窓生で毎年行う旅行が楽しみという人もいました。
「おススメ旅」では、友が島、越前大野、飛騨高山、奥津温泉、伊豆半島、屋久島などがあげられ、「記憶に残る旅」では、中国返還前の香港などのほか、何人かから小・中・高時代の修学旅行の話が出て、いっとき盛り上がりました。ほかに、温泉や、お城や城跡めぐりの話題も出されました。
「お得旅」では、昔あった国鉄の周遊券の話題を出す人が多くいましたが、鉄道旅の大ベテランのSさんから、最近は、期間限定や地域限定の「フリー切符」が各種出されていて、大変便利でお得との情報が寄せられました。
 終了後、男性ばかり4人でOMMビル地階の「しゃぽーるーじゅ」に行き、飲食しながら2時間ほどおしゃべりして、旅の話題の続きを楽しみました。

7月9日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 7月例会
ミニテーマ おひとり様の「終活」
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告]久しぶりに「終活」がテーマだったせいか、参加者は15人と大盛況。「ナルクエンディングノート」の目次をもとに「エンディングノート」に書き残すべきことについておさらいしたあと、生前整理や孤独死保険などに関して書きまとめられた日本経済新聞の記事を回し読みしながら、自分らしく人生を終えるために元気なうちから備えることについて自由に意見を述べ合い、大いに盛り上がりました。
資料:おひとり様 「終活」で安心/生前整理・孤独死保険…/元気なうちから、50〜60代も/「デジタル遺品」にも目配り/スマホ写真やメールなど(朝日新聞2015年12月29日)
資料:NALC企画室編著「ナルク エンディングノート」目次

5月14日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 5月例会
ミニテーマ ぬり絵を楽しむ
ホンワカニストの竹本ユミカさんのご指導で、いまハヤリのぬり絵を楽しみます。
ぬり絵にはリラックス効果があり、ストレス解消、脳トレ、リフレッシュにも役立ちます。
また、脳が活性化され、想像力や集中力も高まり、認知症予防にも用いられています。
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告]直前に欠席の連絡が相次いで、今回は流会かと心配していましたが、参加者は、ぬり絵の指導役の竹本さんも入れて最終的に7名になりました。
いつも通りの近況報告のあと、竹本さんからぬり絵の効能などについて簡単な紹介があり、そのあと、竹本さんが持ってこられたぬり絵の用紙(大柄の曼荼羅模様のものから線の細い細かなものまで、絵柄も果物、動物、植物、風景、建物などいろいろ)の中から好きなものを選んで、ぬり絵を始めました。
塗る道具は24色の色鉛筆のほかに濡れペン?も何色か用意され、黙々と色を塗る人もいれば、隣の人とおしゃべりしながらの人もいて、少しずつ絵が仕上がっていくと熱中度合いも高くなり、1時間の予定が、気がつけば4時を回っていて、残り15分で時間切れとなり、出来上がりを皆で見せ合いました。
色使いだけでなく、色を薄く塗る人もいれば、濃く塗る人もいて、近くで見る場合と、壁面に貼って少し遠くから見る場合では印象がまた変わるなど、竹本さんからそれぞれ寸評をいただきました。
講ぬり絵師・竹本ユミカさん ぬり絵講座風景

(左)最初に、竹本さんにぬり絵の効能や、ぬり絵の書き方などについて説明していただきました。
(右)竹本さんに用意してもらったいろんなぬり絵の中から自分の好きなものを選んで、思い思いにぬり絵を仕上げていきました。

4月9日(日)
関西単身けん 春の日帰り旅(雨天決行)
大阪市城東区 中浜せせらぎの里 お花見(桜並木の通り抜け)
集合時間・場所:午前10時・JR片町線(学研都市線)鴫野(しぎの)駅改札口(環状線京橋駅から片町線に乗り換えてひと駅目。地下鉄今里筋線鴫野駅からJR鴫野駅まで来ていただいても結構です)
※10時10分に鴫野駅を出発して、7分ほど歩いて中浜下水道処理場まで行き、「せせらぎの里」を散策します。昼食は、鴫野駅周辺でとります。
どなたでも参加できます

[報告]参加者は10人。桜は満開で、のんびりと花見を楽しんだあと、近くの中華料理の店でおいしいお昼を食べ、さらに、コーヒー専門店に場所を移して、心ゆくまでおしゃべりを楽しみました。

中浜下水道処理場お花見記念撮影

(上)中浜下水道処理場内には300本のソメイヨシノが植えられていて、桜の開花時期には「大阪浪漫 中浜櫻通り」と名付けられて無料で開放され、周辺に住む市民が思い思いに散策して、満開の桜の通り抜けを満喫していました。
(左)満開の桜の下で記念撮影しました。










関連記事:大阪市>城東区>クローズアップ My JOTO>お花見の絶好スポット 中浜下水処理場

3月12日(日)午後1時半〜4時半/ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター) 4階 調理室
ひとりライフの人 ひとりライフ予備軍の人へ
関西単身けん 3月例会
フリートーク ミニテーマ 安心してひとりで生きていくために必要な3つのもの
参加費:会員 500円、非会員 700円

[報告]参加者は10人。前半の近況報告では、前回同様、何人かから、最近かかった病気についての報告があり、「信頼できる医者の見つけ方」について、今後、話し合う必要性を感じました。
本題の「安心してひとりで生きていくために必要な3つのもの」については、2つのグループに分かれて話し合い、その結果、どちらのグループも「お金(収入)、健康、友人(仲間・人間関係)」の3つにまとまりました。
ほかに、少数意見として、時間、笑顔、やる気、医者、セキュリティなどの意見も出されました。
私(吉田)は生きがい、自己管理能力、情報収集・分析力、(世間を気にせずに生きる)自分の価値観なども大事ではないかと考えます。
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シングル/関西単身けん

シングル トピックス

これまでに行ってきたシングル関連講座

シングルをめぐる論稿
「ひとり住まいの健康管理〜健康で長生きするための体と心の健康法〜」(2000.2)(2.75MB)
「孤独死と「家族幻想」」(「神戸新聞」1997年12月26日)
「仮設の“孤独死”と家族幻想」(1997.6)
「シングルと孤独をめぐる断章」(1993年/「シングルズ・ネット」vol.14)
「結婚するには忙しすぎる 沢山したいことがあって」(1989.9/「ちゃんりんこ」創刊号 インタビュー「僕の私のシングルライフ」)(3.31MB)
「ちゃりんこ」創刊号 表紙(2.09MB)
「離婚もまた一つの選択」(「それいゆ」1886年)(2.89MB)
「とかく世間というものは――「世間」考現学」(「それいゆ」1884.12)(3.60MB)
「“親離れ”“子離れ”をめぐる断章」(「ひとり歩きの会」1884.7)(7.20MB)
「なんで結婚せえへんの? ―37才・男・ひとり暮らしの損益計算書―」(「ひとり歩きの会」82年)(6.92MB)
関連記事:「結婚・非婚・自由な発想で シングルの立場から」(「家族 明日に向けて」@ 読売新聞 1990年12月26日)

関連記事:読売新聞/YOMIURI ONLINE/ニュースクリップ/用語解説/[あの言葉戦後50年] 昭和40年代独身貴族とは 1995年8月3日

関西単身けん
 関西単身けん・今後の予定
 これまでに行ってきた例会

シングルズ・グループ 略年表

ひとり歩きの会(1980年設立)

単身けん(1990年設立)

確信犯?シングルの会(1990年設立)
関連記事:「独身人生 仲間とスクラム 「自由と自立」目標にサークル結成」(読売新聞 1990年8月3日)
関連記事:「シングルズ・ネット 個人の自立求める会が発刊 購読会員を募集中」(朝日新聞 1990年10月5日 東京版)

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